「家庭菜園の水やりは朝と夕方のどっちにやるのがいいの?」と問われれば、筆者は朝をおすすめします。夕方以降の水やりには、いくつかのデメリットがあるからです。
具体的にどんなデメリットがあるのか、本記事で詳しく紹介します。水やりを夕方でルーティン化させようと思っていた人、すでに夕方の水やりが定着している人は、ぜひ参考にしてくださいね。
仕事や家庭の事情でベストな時間帯に水やりをするのが難しい人には、自動水やり機をおすすめします▼

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
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| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
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夕方に水やりをするデメリット3つ

夕方以降に水やりをしても大丈夫ですが、いくつかデメリットもあります。朝ではなく夕方に水やりをルーティーン化させるなら、ここから紹介するデメリットも覚えておきましょう。
デメリット1. 徒長リスクが高まる

夕方以降の水やりは、野菜を徒長させるおそれがあります。
徒長とは、野菜の茎や葉がひょろひょろと細長く伸びてしまう現象のことです。健全な育ち方ではないので、植物としての免疫力が弱く病害虫の被害を受けやすい傾向にあります。
では、なぜ夕方の水やりが徒長につながるのか…理由は光合成です。野菜は、光、水、酸素の3つが得られる日中に光合成し、日が沈んでからは休息します。

つまり、野菜が主に水を欲するのは光合成をする日中なのです
しかし、夕方以降に水やりをすると、本来休息時間である夜にも野菜が活動してしまいます。そうして無理な育ち方をした結果が、ひょろひょろと弱々しい「徒長」です。
日照不足な環境での水やりは、徒長リスクを高めます。野菜がうまく育たないことにもつながるので、夕方以降の水やりはおすすめできません。
デメリット2. 根が凍る
冬になると、日が落ちてからはグッと気温が下がって冷え込みます。場合によっては水やり後に鉢内の水や根が凍ってしまうので、夕方以降の水やりには注意しなければなりません。
根は、野菜が生きていくために必要な生命線です。凍ることでうまく水分を吸収できなくなったり、根がダメージを受けたりするので、鉢内が凍るかもしれない夕方以降の水やりは避けた方が無難でしょう。
ただし、夏は少し話が変わります。夏は朝の水やりだけだと水切れするおそれがるので、夕方に土が乾いていれば水やりが必要です。
デメリット3. 根腐れにつながる


夕方以降に水やりをしても、野菜が水を消費してくれません。鉢内がずっと湿ったままになるので、根腐れのリスクが高くなるでしょう。
日中であれば、光合成と日照りの関係で鉢内の水がしっかり使われます。しかし、日が沈んでからは光合成をしないうえに日が当たらず、土の乾きもイマイチです。長時間鉢内に湿気がたまるので、根腐れする可能性があります。
水やりは朝がおすすめ!


夕方以降の水やりが絶対ダメなわけではありません。筆者宅でも、仕事の関係で水やりが夕方になってしまうことがあります。しかし、夕方以降の水やりはデメリットがあるので、やはり家庭菜園の水やりは朝にやるのがおすすめです。
野菜を元気に大きく育てるためには、光合成が始まる日中までにしっかり水を与える必要があります。水切れしやすい夏を除き、夕方以降に水やりをしても生長面ではあまりメリットがありません。
「そんなこといわれても、朝に水やりをしている暇なんてないよ…」
そんな人のために、最近は自動水やり機も販売されています。水やりしたい時間を設定すれば、自動で野菜に水を与えてくれますよ。
オートジョーロなら水やりのタイミングと水を出す時間を設定できるので、朝に水やりの時間を確保できなくても大丈夫です▼
夕方の水やりはダメではないけどおすすめもしません
家庭菜園の水やりは朝・夕方どっちでもいいですが、おすすめは朝です。夕方以降の水やりには徒長リスクや根腐れの心配などがあるので、できれば水やりのルーティーンは朝にしておきましょう。
どうしても夕方以外で水やりの時間が取れない人は、自動水やり機を使うのもひとつの方法です。便利グッズも活用しながら、ぜひ野菜が喜ぶ朝に水やりをしてあげてください。
仕事や家庭の事情でベストな時間帯に水やりをするのが難しい人には、自動水やり機をおすすめします▼
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。





