ネギの根っこは再生栽培できます。物価高が続いている現代において、野菜を2回も3回も再生させられるのはうれしいですよね。
そこで本記事では、「ネギの根っこを再生栽培させてみたい!」という人に向けて、具体的な再生方法を紹介します。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
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| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。
ネギの根っこを再生させる3つの方法

ネギの根っこを再生させる方法には、水耕栽培、プランター栽培、地植えの3種類があります。各再生方法を紹介するので、自分に合った方法でやってみてくださいね。
方法1. 水耕栽培

水耕栽培は、ネギの根っこを水に浸けて育てる方法です。
必要なものは、水と容器だけ。プランターも土もいりませんし、ネギが蓄えている栄養だけで育つことから、肥料も必要ありません。お金をかけずに始められるので、手軽に再生栽培を始めたいと思っている人におすすめです。
【再生方法】
- ネギの根っこを5~10cmくらい残して切る
- 水を張った容器に根が下向きになるように入れる
- 水の交換は毎日、育ちがいまいちなら肥料を与えてみる
水耕栽培はとても簡単ですが、お世話を怠るとネギの根っこがカビたり腐ったりします。食べられる状態に再生させるためにも、水換えは毎日行って清潔に育てましょう。
方法2. プランター栽培

プランター栽培は、省スペースでもネギを大きく育てられるのが魅力です。プランターによってはインテリア性も上がるので、おしゃれにネギ根っこの再生を楽しめますよ。
【再生方法】
- ネギの根っこを5~10cmくらい残して切る
- 土を入れたプランターを用意する
- 1本ずつ、少し間隔を開けて根っこを植える
- 水を与えて日当たりがいい場所に置いておく
プランター栽培をするなら、プランターと土が必要です。まだ持っていない人は、今後の再生栽培に備えて買いそろえておきましょう。
プランターは、通気性が高くリーズナブルな不織布プランターがおすすめです▼
カネアの土は自然素材のみで作られており、安全性が高くておすすめです▼
ネギは酸性土壌を嫌うので、木灰あるいは石灰を入れてpHを調整しましょう▼
方法3. 地植え

根を広げやすい地植えは、ネギの根っこを大きく育てられるのがメリットです。
さらに、ネギには土壌を消毒する効果があるといわれており、土壌環境の改善も期待できます。メリットが多いので、畑を持っている人にはおすすめの方法です。
【再生方法】
- 土作りをする
- ネギの根っこを5~10cmくらい残して切る
- 土にネギの根を植える
- 水をたっぷり与える
地植えする場合は、土作りからスタートしましょう。ネギは酸性土壌を嫌う傾向にあるので、アルカリ性質を持つ灰を入れて土壌pHを中和させます。
土の用意ができたら、ネギの根っこを植えます。葉ネギはあまり太くならないので、隣との間隔を広く取らなくても大丈夫です。目安としては、3~5cmくらいの間隔があればいいでしょう。
植え付け直後は水をたっぷり与え、その後は雨まかせでOKです。ただし、夏場や雨が少なく土が乾燥している場合は、ジョウロで水をあげてください。

肥料はなくても大丈夫ですが、「土に栄養があるか分からない」「リボベジでも立派に育てたい」という場合は、土に栄養を入れておくといいでしょう
肥料は、有機質100%で安全性の高いカネアの「金の肥料」がおすすめです。しっかり発酵していて肥料やけの心配もないので、安心して使えます▼
ネギ根っこの再生を成功させるコツ3つ


基本的に、ネギの根っこは手をかけなくても育ちます。筆者は何日も水やりをせず放置していましたが、写真のようににょきにょき伸びましたよ。おかげで、夫には「ネギレクトしてる」とディスられました。
ネギは強いので、筆者のようにズボラでも頑張ってくれますが、せっかくなら元気に大きく育てたいですよね。そこで、ネギの再生栽培を成功させるコツを紹介します。
コツ1. 根っこを長めに残す
ネギの根っこは、カット面から新しいネギが出てくることで再生します。もし根から上が短く切られていると、カット面が水や土に埋もれて育ちにくくなりますよ。ネギがしっかり伸びるように、根元を切るときは5~10cmくらい残すことを意識してくださいね。
コツ2. 日当たりのいい場所で育てる


ネギの根っこを再生させるためには日光が必要なので、できるだけ日当たりがいい場所で育てましょう。



「あれ?ネギって半陰性植物で日陰でも育つんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですね
確かに、ネギは多少日当たりが悪くても育つ半陰性植物です。しかし、半陰性植物は日照時間が短くてもOKというだけであり、日光が一切不要なわけではありません。どちらかというと、ネギは日光が大好きな野菜なので、可能な限り日光浴させてあげましょう。
室内栽培の場合は日照不足になりやすいので、植物育成ライトを使うことをおすすめします▼
コツ3. 水の管理を適切に行う
水の与え方は、水耕栽培と土耕栽培とで異なるので、育て方に合わせて管理しましょう。
水耕栽培の場合は、毎日水換えが必要です。サボって長期間同じ水にしていると、ネギの根っこが腐ってしまいます。土耕栽培の場合は、土が乾燥してから与えるくらいにし、水を与えすぎないように注意が必要です。
頻繁に水の世話が必要な水耕栽培と、水を与えすぎてはいけない土耕栽培…手のかけ方が真逆なので、間違えないように気をつけてくださいね。
ネギの根っこ再生は何回までできる?


ネギ根っこの再生回数は育て方で異なり、水耕栽培なら1~2回、プランターと地植えは2~4回が目安です。無限収穫とまではいきませんが、何回も再生させられるのはうれしいですね。
ただし、再生させすぎはおすすめできません。最初はネギが持っている栄養だけで育ちますが、再生回数を重ねると栄養不足で育たなくなります。
「肥料をあげればいいのでは?」
確かにそうですが、肥料を使うとコスパが悪くなります。節約のためにネギの根っこを再生させているのに、肥料を購入してまで再生栽培をしては元も子もありません。
また、再生栽培はやりすぎると野菜の味や風味が落ちます。再生させてもおいしくなかったら意味がないので、再生回数は2~4回を目安にして、やりすぎないようにしましょう。
これからはネギの根っこを捨てずに再生させよう!
ネギの根っこは再生栽培できます。きちんと管理すれば2~4回ほど繰り返し収穫できるので、食費節約にも役立ちますよ。
個人的に一番魅力的だと思うのは、生長が早いことです。日々伸びていく姿を見ると、家庭菜園の楽しさを実感できます。初心者さんでも挑戦しやすい野菜なので、ぜひ試してみてくださいね。
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。






