有名ガーデニングメーカー「ハイポネックス」が販売している粉タイプの肥料「微粉ハイポネックス」がすごいと評判です。どれだけ効果があるのか、気になっている人もいることでしょう。
筆者も効果が気になったので使ってみたところ…もう「すごい」のひとことでした。具体的に何がすごかったのか、本記事で使用感をレビューします。使ってみて分かったメリット・デメリットも紹介しているので、微粉ハイポネックスが気になっている人は参考にしてください。
本記事で紹介しているのは、こちらの商品です▼

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
|---|
| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。
微粉ハイポネックスの概要

「微粉ハイポネックス」は粉タイプの肥料です。水に溶けるので、土に植えている野菜だけでなく水耕栽培にも使えます。
肥料成分は、窒素(6.5)ーリン酸(6)ーカリ(19)で、とくに根の強化に効果があるカリが豊富です。その他の栄養もしっかりあるので、水耕栽培で陥りがちな栄養不足も回避できますよ。
商品情報▼
| 商品名 | 微粉ハイポネックス |
|---|---|
| 容量 | 100g/120g/200g/500g/1.5kg/5kg |
| 税込価格 | 100g(スティックタイプ):748円 120g:748円 200g:935円 500g:1,518円 1.5kg:4,180円 5kg:10,450円 |
| 成分(%) | 窒素全量ー6.5 (内アンモニア性窒素ー1.0/硝酸性窒素ー5.5) く溶性りん酸ー6.0 (内水溶性りん酸ー4.0) 水溶性加里ー19.0 水溶性苦土ー1.5 水溶性マンガンー0.01 水溶性ほう素ー0.03 |
微粉ハイポネックスの使用感をレビュー

微粉ハイポネックスの箱を開けると、中には肥料入り袋と緑色の計量スプーンが入っていました。
計量スプーンは、小さいくぼみで1g、大きいくぼみで2gを計量できるデザインです。専用の計量スプーンが用意されているのはありがたいですね。培養液を作るときも、サクっと計量できてラクチンでした。

水耕栽培に微粉ハイポネックスを使う場合の希釈倍率は1000倍です。ペットボトルに微粉ハイポネックスと水を入れ、キャップを閉めて振ります。
しっかり振りましたが、残念ながら粉は完全には溶けませんでした。しかし、粉が残るのはトラブルでも何でもなく微粉ハイポネックスの仕様のようです。多少の残留物が出ることは想定内で、パッケージにも「残留物は肥料成分だから、無駄なく使って」という旨が記載されていました。
溶け残ること自体は気にしなくていいので、安心して使えますね。

作った培養液を水耕栽培用の容器に入れます。
におい、色、溶け残りの粒感など、とくに気になることはありませんでした。水を与えるのと同じ感覚で使えたので、初めての人も使いやすいでしょう。
水耕栽培における微粉ハイポネックスの効果

上の画像は、微粉ハイポネックスを使って水耕栽培した小松菜です。葉にハリがあり、とても元気に育っているのが見て分かりますね。
水のなかには栄養がないので、肥料効果がないと水耕栽培は育ちません。つまり、写真のように小松菜が育っているのは、しっかり肥料効果が出ている証拠だといえます。

別日に3種類の肥料(ハイポニカ、微粉ハイポネックス、おうちのやさい)で育ち方を比較したところ、一番大きく育ったのが微粉ハイポネックスでした。
評判通り、微粉ハイポネックスの効果はすごいですね。肥料効果を重視するなら、筆者は自信を持って微粉ハイポネックスをおすすめします。
微粉ハイポネックスは、水耕栽培に効果ありです▼
微粉ハイポネックスのメリット
ここからは、実際に微粉ハイポネックスを使って感じたメリットを紹介します。
メリット1. 液漏れの心配がない
微粉ハイポネックスは粉末状の肥料なので、保管中に液漏れする心配がありません。
水耕栽培の肥料は、液体タイプがほとんどです。水に混ざりやすくて便利なのですが、容器を横向きに保管すると液漏れすることがあります。「収納の関係上、肥料ボトルをどうしても横向きにしないといけない…」というシーンではとても困るポイントですね。
しかし、微粉ハイポネックスには液漏れの心配がないので、安心して保管できます。
メリット2. 肥料効果が高くよく育つ
実際に使ってみた印象として、微粉ハイポネックスはよく育ちます。水耕栽培で野菜を元気に育てたい人にとっては大きなメリットですね。
微粉ハイポネックスの成分は、窒素(6.5)ーリン酸(6)ーカリ(19)です。とくに株を丈夫にするカリが豊富なので、軟弱に育ちやすい水耕栽培にはうってつけですよ。
メリット3. コスパが高い
「肥料効果がすごい!」と口コミで評判の微粉ハイポネックスですが、すごいのは肥料効果だけではありません。コスパの高さもすごいんです。
具体的にどれくらいすごいのか、人気の液肥「ハイポニカ」と比較してみましょう。
| 商品名 | 税込価格 | 1Lあたりの価格 |
|---|---|---|
| 微粉ハイポネックス | 1,518円 | 3.036円 |
| ハイポニカ | 1,650円 | 6.6円 |
1Lあたりの価格を比較すると、微粉ハイポネックスはハイポニカの半分以下です。水耕栽培では頻繁に肥料を使うので、コストを抑えられるのはうれしいですね。
微粉ハイポネックスは、効果の高さ以外でもメリットがたくさんあります▼
微粉ハイポネックスのデメリット
肥料効果が高くコスパもいい微粉ハイポネックスですが、残念ながらデメリットもあります。購入してから後悔しないように、デメリットも確認しておきましょう。
デメリット1. 作り置きができない

微粉ハイポネックスは、作り置きや余った培養液の保管ができません。一度作ったら使い切らなければならないので、作り置きしたいと思っていた人にとっては残念なポイントでしょう。
筆者が一番困ったのは、少量の水耕栽培に対応できないところです。微粉ハイポネックスについていた計量スプーンの最小は1g。小数点以下まで計量できるはかりを使わない限り、1gまでしか量れません。
つまり、1000倍希釈の微粉ハイポネックスでは1L以下の培養液が作れないのです。小さい保存容器や豆腐のケースなどで水耕栽培をする場合、培養液を余らせて捨てざるを得なくなるので、とてももったいない使い方になってしまいます。
微粉ハイポネックスを無駄なく使うなら、ある程度大きめの水耕栽培ケースを使う、小容器の数を増やすなどの工夫をしましょう。
こちらの水耕栽培ケースなら、1Lの培養液(微粉ハイポネックス1g+水999g)でちょうどの容量なので、とても使いやすいですよ▼
デメリット2. 説明が不親切

微粉ハイポネックスで気になったのが、使い方が分かりづらいことです。
パッケージには書かれていませんが、公式HPを見ると水耕栽培で微粉ハイポネックスを与える頻度は「1週間に1回」と記載されています。しかし、一般家庭でよく行われている小さい容器での水耕栽培は、基本的に毎日水換えをしなければなりません。もしも1週間に1回だけ培養液を与えるのであれば、残り6日間は水で育てることになります。

栄養がない水だけでは、野菜は育ちません…
おそらく、公式HPに書かれている「1週間に1回」は、ポンプ付きの水耕栽培キットのように小まめな水換えが不要なケースでしょう。しかし、一般的には水耕栽培キットより保存容器やペットボトルなどの小さい容器で水耕栽培をすることの方が多いはずです。小まめな水換えが必要な栽培環境において、「1週間に1回」という指示しかないのは購入者に混乱を与えます。



実際に、筆者も混乱しました(苦笑)
結局、筆者は毎日新しい培養液を入れました。日々のお世話手順としては、前日の培養液を捨てて流水で容器を軽くゆすぎ、新しい培養液を入れるという流れですね。
水耕栽培は衛生管理が大切です。小さい容器で水耕栽培している場合は、きちんと毎日水を換え、培養液も新しく入れることをおすすめします。
微粉ハイポネックスの水耕栽培への効果はすごかった!
微粉ハイポネックスは、水耕栽培でしっかり効果を発揮してくれる肥料です。使用感にもとくに問題はなくコスパもいいので、使いやすさを実感できるでしょう。
とはいえ、人によって相性があると思います。まずは少量パックを購入してみて、使い続けられそうか試してみてくださいね。
肥料効果やコスパを重視するなら、微粉ハイポネックスがおすすめです▼
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。



