年中栽培可能なブロッコリーの新芽「ブロッコリースプラウト」。室内で気軽に栽培できるので、育ててみたいと思っている人もいるでしょう。
そこで本記事では、ブロッコリースプラウトの育て方を紹介します。家庭菜園が初めての人でも分かるように、写真付きで丁寧にお伝えしますね。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
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| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
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ブロッコリースプラウト栽培で必要なものは3つ!

ブロッコリースプラウト栽培で必要な道具は、以下の3つです。
【ブロッコリースプラウト栽培に必要なもの】
- 種
- 容器
- キッチンペーパー
各道具について、もう少し詳しく解説します。
1. 種

ブロッコリースプラウトの種は、「ブロッコリースプラウト」「かいわれブロッコリー」「ブロッコリーの芽」といった名前で販売されています。量や発芽率などを見て、好きな種を選んでくださいね。
ちなみに、ブロッコリースプラウトとかいわれ大根は別物です。ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽、かいわれ大根は大根の新芽で、見た目も味わいも少し異なります。
「ブロッコリースプラウトを育てるつもりが、間違えてかいわれ大根の種を買ってしまった!」とならないように気をつけましょう。
筆者が使った種が通販で見当たらなかったので、コスパがいいこちらの種をおすすめします▼
2. 容器
ブロッコリースプラウトは水で育てるので、容器が必要です。タッパー、豆腐の容器、カットしたペットボトルなど、おうちにあるもので大丈夫ですよ。
ただし、おうちにある容器を使うときは、衛生管理に注意してください。食品の汁や汚れが残っているような容器では、種が腐るおそれがあります。容器はしっかり洗い、水換えも小まめに行いましょう。
スプラウト用の栽培キットを持っておくと便利ですよ。衛生面・お世話のしやすさに配慮して作られているので、スプラウトが育てやすくなります(ついでに種もついていてお得です)▼
3. キッチンペーパー
キッチンペーパーは、種が水のなかに沈むのを防ぐために使います。保水性もあるので、水切れの心配をせず育てられる点でも便利です。

スポンジでもできますが、スポンジの上だと種が動き回ったり水を吸ってくれなかったりするので、個人的にはキッチンペーパーの方がおすすめです
家庭菜園だけでなく料理にもよく使う日用品なので、まとめ買いしておくと便利です▼
ブロッコリースプラウトの育て方


まず、水を張ったボウルのなかで、ブロッコリースプラウトの種を洗います。洗ったら、広げたキッチンペーパーの上に水ごと流し、種を救出してください。
湿ったキッチンペーパーごと、容器の底に敷きます。あまりに種が重なっているようであれば、箸やスプーンなどを使って広げ、できるだけ種が重ならないようにしましょう。


種を入れた容器を冷暗所に置きます。
スプラウトは、ひょろひょろと伸びたやわらかい茎や葉を楽しむ野菜です。いきなり日が当たるところで育ててしまうと、茎が伸びにくいうえに硬くなってしまいます。
ブロッコリースプラウトがある程度伸びるまでは、暗い場所で育てましょう。筆者のように、容器を引き出しのなかにポンと置いておくだけでOKです。暗い場所が見当たらない場合は、容器にアルミホイルやダンボールをかぶせて遮光しましょう。
日々のお世話は、水換えだけです。水換えといっても、キッチンペーパーを敷いているので、どうやって水換えしたらいいのか悩みますよね。種があってキッチンペーパーを絞れませんし、わざわざ種を移動させて容器やキッチンペーパーを洗うのも手間です。



そこで筆者は、以下のような方法で水を管理しました
【ブロッコリースプラウトの水換え手順】
- 容器に新しい水を入れる
- 全体を軽くゆすり、種が落ちないようにそっと水を捨てる
- 1~2の手順を2回ほど繰り返す
上記の作業を朝昼晩の1日3回やることで、夏場でも種の腐敗を回避できました。水やキッチンペーパーに直接手が触れないように気をつけながら、1日2~3回水を換えてください。



種の腐敗を防ぐために、水はできるだけしっかりきってくださいね
キッチンペーパーやスポンジでスプラウト系の栽培をすると、水換え作業が少し面倒です。しっかり古い水を捨てて新しい水で清潔に育てたい人には、スプラウト用の栽培キットを使うことをおすすめします。
この容器ならキッチンペーパーを敷く必要がありません。種に触ることなく衛生的に水換えできて便利ですよ▼


ブロッコリースプラウトの種をまいてから1週間後の姿がこちらです。5cm以上伸びたら、暗いところから出して緑化させます。日に当てて、ひょろひょろなスプラウトをしっかりさせましょう。



水耕栽培はカビやすいので、殺菌の意味でもしっかり日に当ててあげてくださいね


引き出しから出したタイミングで、筆者はブロッコリースプラウトを水耕栽培ケースにお引越しさせました。衛生面を考えて、早めにキッチンペーパーを取りたかったんです…。ここまで育てば、トレイの穴からブロッコリースプラウトが落ちることはないので、水換えもしっかりできます。



ちなみに、筆者が使っているのは100均にある豆苗用のプランターです
使えないこともありませんが、トレイの穴が大きいので種まきからは使えません
途中で水耕栽培用のケースにお引越しするなら、最初から栽培キットを使えばよかったと後悔しました…


2日間緑化させたものがこちらです。種をまいてから約10日間で収穫できる大きさに育ちました。根っこごと収穫すると調理前の処理が面倒くさいので、収穫は根から上をハサミで切って行いましょう。
我が家はこちらのハサミを使っています。細かい作業がしやすく切れ味抜群で使いやすいですよ▼
「切った後に育てると、繰り返し収穫できるのかな?」と思う人もいるかもしれませんが、ブロッコリースプラウトは再生栽培できません。豆苗のように脇芽が伸びる野菜ではないので、一度収穫したら種や根っこはポイしましょう。
ブロッコリースプラウトを上手に育てるコツ


ブロッコリースプラウトの育て方はシンプルではあるものの、注意点がいくつかあります。上手に育てるコツをまとめたので、ここで確認しておきましょう。
【ブロッコリースプラウトを上手に育てるコツ】
- 栽培は暗い場所で、5cm以上に伸びてから日に当てて緑化させる
- 水換えは小まめにする(1日2~3回を推奨)
- 種を腐らせないために、水換えのときは毎回しっかり水をきる
- 水やキッチンペーパーを直接触らないようにし、雑菌繫殖を防ぐ
ブロッコリースプラウトの注意点は、大きく「日当たり」と「水の管理」2つです。ブロッコリースプラウトが長く伸びるまでは暗い場所に置くこと、衛生的な水管理をすることを意識してくださいね。
約10日でシャキシャキおいしいブロッコリースプラウトができる
ブロッコリースプラウトは、季節を問わず室内で育てられます。栽培期間も約10日と短いので、すぐに家庭菜園の楽しさを実感できますよ。
注意すべきは、日当たりと水の管理の2つです。特別なお世話はないので、ぜひ気軽にブロッコリースプラウト栽培に挑戦してみてください。
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※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。





