プランター栽培のネギが育たない5つの理由!失敗ネギの有効活用法も

    初心者でも簡単にできるといわれるネギの家庭菜園。プランターで大きく育たないネギを前に「おかしい…」と頭を悩ませている人も少なくないでしょう。

    確かに、ネギ(葉ネギ)はプランターでも簡単に育てられる難易度低めの野菜です。しかし、育て方を間違えればいくら簡単といっても育ちません。一体何が原因で育たないのか、本記事で詳しく解説します。

    ※本記事で紹介する「ネギ」は葉ネギに限定します。

    【執筆者】夏目ミノリ
    山・畑持ちの元Webライター
    地植え、プランター、水耕で作物を栽培中

    自給自足しているもの
    薬味(しそ、ねぎ)
    野菜全般
    果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど)
    ハーブ(ローズマリー、バジルなど)
    ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています

    「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。

    【執筆者】夏目ミノリ
    山・畑持ちの元Webライター
    地植え、プランター、水耕で作物を栽培中

    自給自足しているもの
    薬味(しそ、ねぎ)
    野菜全般
    果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど)
    ハーブ(ローズマリー、バジルなど)

    ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています

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    目次

    プランターでネギが育たない理由5つ

    白いプランターに植えられた細い葉ネギ

    「初心者向け」「簡単に育つ」といわれるネギ。難易度が低い野菜すら上手く育てられないと、家庭菜園への自信がなくなりますよね。

    しかし、安心してください。上の写真は、筆者宅にあるプランター栽培の葉ネギです。見事にひょろひょろで、全然育っていません。山持ち畑持ちで多くの野菜を自給自足している筆者ですらこのありさまです。ちょっと元気が出てきませんか?

    そう、初心者さんであろうが家庭菜園に慣れている人であろうが、やり方を間違えれば簡単な野菜でも育ちません。原因をいくつか紹介するので、葉ネギ栽培に悩んでいる人は思い当たるものがないか確認してみてください。

    理由1. 古い種を使っている

    「ネギが育たない=育て方に原因がある」と思われがちですが、育て方の前に種そのものが原因の場合もあります。

    種の寿命は野菜の種類によってさまざまで、ネギは比較的短めです。古かったり保管状態が悪かったりすると、発芽率が下がって序盤から思うように育ちません。

    新品の種ではなく開封済みの種を使用している場合は、育て方ではなく種を疑ってみましょう。

    理由2. 適温で育てられていない

    発芽・生育適温からズレているのも、ネギが育たない原因のひとつです。

    葉ネギの発芽・生育適温は15~20℃。一度植えれば長期的に収穫できる強い野菜ですが、夏の暑さや冬の寒さにも耐えられるほど柔軟な野菜ではありません。適温からズレてしまうことで、成長しない、枯れるといった生育不良を起こします。

    真冬の外や、夏の燃えるような暑さのなかにプランターを放置している人は要注意です。

    理由3. 水管理ができていない

    ネギの生育に適した水やりができていないのも、うまく育たない原因のひとつです。

    ネギは、発芽する前はたっぷりの水を必要とし、発芽してからは土の表面が乾いたら与えるくらいで育ちます。発芽前後で水やりの要領が変わるので、育ちがいまいちな場合は水の与え方を間違えている可能性があります。

    育ち方に合わせて水をきちんと管理できているか、振り返ってみてください

    理由4. 日の当たり具合が適切でない

    ネギの種子は嫌気性で光を嫌いますが、発芽してからは一転、光が大好きになります。日当たりが悪い場所にプランターを放置していると、なかなか大きく育たないでしょう。

    …おや?「ネギって半陰性植物じゃないの?」という声が聞こえてきますね。半陰性植物とは、3~4時間程度の日光でも育つ植物のことです。

    確かに、ネギは半陰性植物といわれていますし日陰でも生育します。しかし、日光が一切不要というわけではありません。ネギを大きく育てるためには、それなりに日光が必要です。

    ネギが生えている3種類のプランター

    ちなみに、上の写真は筆者宅の日陰に置きっぱなしにしていた葉ネギたちです。育つことには育つのですが、やはりちゃんと日光に当ててあげないと、この通り十分な生育は見られません。

    無肥料栽培だから余計に小さいかも…

    理由5. 栄養が足りていない

    栄養が不足していても、ネギはうまく育ちません。

    人間も野菜も同じです。栄養があればどんどん肥えていきますが、栄養不足になればひょろひょろになります。「面倒くさくて植えっぱなし」「追肥って何?したことない」…そんな場合は、ネギがお腹を空かせて大きくなれずにいる可能性が高いです。

    今度こそ…!プランターでネギを上手に育てるコツ

    植木鉢に入った細い葉ネギ

    ネギは、基本的な育て方を守れば初心者さんでも育てられます。前回の失敗は何が原因だったのかを見極め、理解し、もう一度チャレンジしてみてください。

    成功率を上げるために、プランターでネギを上手に育てるコツをまとめました。

    【プランターでネギを上手に育てるコツ】

    • 新しい種を使う
    • 発芽前は種が乾燥しないように水やりをし、発芽後は土が乾燥したくらいで与える
    • 発芽前は日当たりがよすぎる場所を避け、発芽後は日当たりがいい場所に置く
    • 肥料切れしないように、定期的に肥料を与える(与えすぎに注意)
    • 伸びてきたら間引きをする

    いろいろいいましたが、ネギはとても強い野菜なので神経質にならなくても大丈夫です。原因をしっかりつぶしていけば、プランターネギもしっかり育つでしょう。

    育たない失敗ネギを有効活用する方法2つ

    収穫して砂利の上に置いた葉ネギ

    ひょろひょろで大きく育たないプランターネギを見て、失敗だと諦めモードに入っている人もいるでしょう。

    引っこ抜いてやり直したくなる気持ちも分かりますが、ちょっと待ってください。ほかの野菜と違ってネギは強いので、十分に育っていない状態でも有効活用できますよ。一体何に有効活用できるのか、詳しく紹介しますね。

    植え替えて再度育てる

    また種から育て直すのが面倒な人は、植え替えてみるのもアリです。

    ネギは再生能力があるリボベジのひとつ。切っても切っても生えてくるほど強い野菜なので、植え替えて育て方を改めることで、復活させられる可能性があります。

    イメージとしては、苗の植え付けみたいな感じ。プランターから土ごとネギをはずし、根っこについた土をやさしく取って新しい土に植え直します。うまくいけば、プランターでもぐんぐん育ってくれますよ。

    土の消毒に使う

    3列の畝がある畑

    実は、ネギの根には土壌を改善させてくれる微生物が共生しています。古い土を消毒し、健康的な状態にしてくれますよ。

    野菜を育て終わった土には、野菜が生育するうえで発する病原菌が残っています。そのまま次の野菜を植えてしまうと、病原菌が悪さをして上手く育たないことがあるんです。いわゆる「連作障害」ですね。

    自然治癒には、1年、2年と年単位で時間がかかります

    しかし、ネギの消毒効果を利用すれば次の野菜までの工程がスムーズです。野菜として育てるのではなく、ネギを消毒アイテムとして活用するのもおすすめですよ。

    再チャレンジ可!プランターでネギが育たないなら育て方の見直しを

    ネギはプランターでも育てられる初心者向けの野菜ですが、100%成功するものではありません。上手く育たないこともあるので、「家庭菜園の才能がないのかな…」と落ち込まなくても大丈夫ですよ。失敗したとしても、再度植え直したり土壌を消毒したりといった有効活用も可能なので、損した気分になる必要もありません。

    植物も生き物なので、時に気まぐれです。子どもが親の思うように育たないのと同じで、野菜もマニュアル通りには育ってくれません。本記事の内容を参考に、また気楽にチャレンジしてみてくださいね。

    ※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。

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