家庭菜園やガーデニングで人気の不織布プランター。使ってみたいけど、デメリットはないのかなと気になっている人もいるでしょう。
そこで本記事では、不織布プランターのデメリットを徹底解説します。購入を検討している人は、買ってから後悔しないように最後までチェックしてくださいね。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
|---|
| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。
不織布プランターのデメリット5つ

人気の不織布プランターですが、残念ながら完璧なアイテムではありません。ここからは、不織布プランターのデメリットを5つ紹介します。
デメリット1. カビが生える
通気性に優れている不織布プランターですが、水やりの仕方や環境によってはカビてしまうことがあります。
基本的に、不織布は水を吸いにくく水はけがいい素材です。通気性も高いので、カビの心配はほとんどしなくてもよさそうな印象があります。
しかし、100%カビないわけではありません。油断していると、不織布プランターがカビで真っ白になってしまいますよ。衛生的に使うためにも、不織布プランターにはさらなる通気性の確保が必要です。
こちらのように、底をふさがないタイプのスタンドがあると通気性を確保できて便利です▼
デメリット2. 苔(こけ)が生える

水はけがいいといわれる不織布プランターですが、湿気がたまっていると苔が生えます。
苔自体は悪いものではありませんが、不織布プランターが部分的に緑色に染まっているのは、ちょっと見た目が悪いですよね。美観が損なわれるので、きれい好きな人にとっては気になるポイントでしょう。
しかし、不織布プランターの苔は「日当たりを確保する」「小まめにお手入れをする」などで対策できます。苔を発生させずに上手に野菜を育てている人もたくさんいるので、過度に心配しなくても大丈夫ですよ。
デメリット3. 型崩れしやすい
不織布はやわらかい素材ゆえ、型崩れしやすいのがデメリットです。とくに、四角型の不織布プランターは土を入れたときに壁面が膨らんでしまい、ネット上には「形が悪くなる」「ぼてっとして見た目が…」と嘆いている人の声もあります。
確かに、不織布プランターには素焼きプランターや木製プランターのような安定感はありません。しかし、丸型はさほど型崩れを気にせず使えますよ。型崩れが心配な人は、丸型の不織布プランターを使ってみてくださいね。
デメリット4. 不織布に根が絡むことがある

不織布プランターには無数の隙間があるので、根が絡んでしまうことがあります。場合によっては、上の写真のように根が不織布プランターの外に出てきてしまうこともありますよ。結果的に、植え替えがしにくくなったり外に出た根がダメージを受けたりするので、管理面で使いづらさを感じるでしょう。
しかし、不織布プランターに根が絡むのはデメリットばかりではありません。それだけ根がよく育っている証拠なので、むしろ喜ばしいことともいえます。
とはいえ、不織布プランターから出てきた根を放置するわけにはいきません。根が出てきた場合は、大きめのプランターに植え替えるか畑に移動させて地植え状態にするかで対処しましょう。植え替えがしにくい場合は、不織布プランターを切って根を剥がせばOKです。
幸い、不織布プランターは1枚あたり数百円で購入できます。使い捨て感覚で使えるプランターゆえに対処もしやすいので、根が絡む云々の問題も簡単に解決できますよ。
デメリット5. 寿命が短い
一般的に、不織布の植木鉢は寿命が短いといわれています。厚みがなくやわらかい素材なので、ほかの素材に比べて耐久性が低いのは大きなデメリットといえるでしょう。
ただし、すべての不織布プランターが弱いわけではありません。不織布プランターのなかには、10年以上もつ丈夫なものもあります。耐久性が高い不織布プランターを選べば、家庭菜園で長く活躍してくれるでしょう。
デメリットがあっても不織布プランターが人気な理由

残念ながら、不織布プランターにはいくつかのデメリットがあります。カビが生えたり根が貫通したり…ほかのプランターにはない変化に戸惑う人もいるでしょう。
それでも不織布プランターが人気なのは、デメリット以上に多くのメリットがあるからです。なぜ不織布プランターが人気なのか、メリットをまとめました。
【不織布プランターのメリット】
- 軽くて持ち運びしやすい
- 通気性が高く作物を育てやすい
- 鉢内の湿り具合が分かる
- 不織布プランター自体が軽い(100g程度)から、プランターを持ち上げたときに鉢内の水分量が分かりやすい
- 鉢底石や鉢底ネットなしで使える
- 折りたたみ可でコンパクトに収納できる
- 価格が安い
- 処分するのがラク
- 見た目がおしゃれ
不織布プランターは完全無欠のプランターではありませんが、これだけメリットがあったら魅力的に感じますよね。かくいう筆者も、プランター栽培は基本的に不織布プランターを使っています。
おすすめの不織布プランターも紹介しているので、気になる人はぜひ使ってみてくださいね。
不織布プランターのデメリットはカバーできるから大丈夫!
不織布プランターには、「カビや苔が生える」「型崩れしやすい」「寿命が短い」といったデメリットがあります。しかし、ほとんどが商品選びや使い方でカバーできるので、過度に身構えなくても大丈夫です。
どうしても不安な人は、ぜひお試し感覚で使ってみてください。幸い、不織布プランターは価格がリーズナブルです。使ってみたうえで「合わない」と思ったとしても、キズが少なく済みますよ。
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。



