マルチングの種類・特徴を解説!ニーズ別におすすめのマルチング材も

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    マルチング材とひとくちにいっても、人工的なものから自然素材のものまでさまざまな種類があります。あまりにも種類が多いので、どれを使ったらいいのかと悩んでいる人もいることでしょう。

    そこで本記事では、マルチング材の種類を解説するとともに、ニーズに合わせておすすめのマルチング材を紹介します。

    【執筆者】夏目ミノリ
    山・畑持ちの元Webライター
    地植え、プランター、水耕で作物を栽培中

    自給自足しているもの
    薬味(しそ、ねぎ)
    野菜全般
    果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど)
    ハーブ(ローズマリー、バジルなど)
    ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています

    「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。

    【執筆者】夏目ミノリ
    山・畑持ちの元Webライター
    地植え、プランター、水耕で作物を栽培中

    自給自足しているもの
    薬味(しそ、ねぎ)
    野菜全般
    果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど)
    ハーブ(ローズマリー、バジルなど)

    ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています

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    目次

    マルチングの種類

    6種類のマルチングをまとめた分割画像

    まず、マルチング材の種類を紹介します。

    7種類ピックアップしましたが、これがすべてではありません。全種類あげたら覚えるのが大変なので、主要なもの、筆者が使っているものをメインに紹介します。

    1. ビニールマルチ

    黒マルチをした畑

    ビニールマルチは、マルチング材の定番です。よく畑に黒のビニールシートが敷かれていますよね。アレです。

    一般的なのは黒色ですが、実はシルバーや白もあり、色によって効果が異なります。例えば、定番の黒は太陽光を遮る力が強いので、雑草防止に効果的だと人気です。シルバーや白は、太陽光を反射して地温の上昇を抑えつつ害虫忌避にも効果を発揮します。

    「猛暑で土が熱々にならないようにシルバーマルチを敷いておこう」「雑草処理はもううんざり。黒マルチで対策しよう」…このように、目的に合わせて色を選べるのがビニールマルチの特長です。

    ほかにも、ホームセンターで入手しやすい、隙間がない素材だから土を保護する力が強いといったメリットもあります。使い勝手がいいので、家庭菜園だけでなく農家さんもよく使用していますよ。

    ただし、慣れるまできれいに張るのが難しかったり、自然に還らない素材ゆえに使用後は後片付けが必要だったりなどのデメリットもあります。

    メリットデメリット
    目的に合わせて色を選べる
    ホームセンターで簡単に入手できる
    隙間がない素材だから、虫の侵入や泥はねなどからしっかり守れる
    慣れるまできれいに張るのが難しい
    使用後はゴミになる
    消耗品だからコストがかかる

    2. ウッドチップ

    ウッドチップ

    ウッドチップは、木材を細かく砕いたマルチング材です。「細かく」といってもサイズは商品によってさまざまで、粉末レベルに細かいものもあれば、手でちぎったような大きめのものもあります。

    よく、お店の観葉植物や街路樹などに使われていますね。ナチュラルな風合いになるので、おしゃれに見せたい人におすすめです。

    ウッドチップでマルチすると、ふわっと木のいい香りがします。害虫のなかにはヒノキやスギなどの香りを嫌う虫がいるので、害虫忌避効果が期待できるという声もありますよ。

    実際のところ、虫除けになるかどうかは分かりません

    おしゃれで素敵なウッドチップマルチですが、湿気て腐ったりカビたりといったデメリットもあります。継続して使い続けるなら、管理の仕方を検討しておきましょう。

    メリットデメリット
    マルチング後の見た目がおしゃれ
    木の香りを楽しめる
    害虫忌避が期待できる
    自然素材だから安心して使える
    湿気で腐ったりカビたりする
    自作は難しい

    3. バークチップ

    プランターにヒノキの樹皮を切って入れている

    バークチップは、樹皮を細かくしたマルチング材です。効果はウッドチップとほぼ同じで、おしゃれにマルチングできたり木ならではのいい香りを楽しめたりします。

    筆者はヒノキ、スギといった針葉樹の樹皮をマルチングに使っています

    上の写真の通り、筆者は樹皮をハサミで切っている関係で見た目が角ばっていますが、市販のバークチップは丸みを帯びていてボリューム感があります。ごろごろっとした見た目でかわいらしいので、プランターや庭をおしゃれに飾れますよ。

    一方で、粒が大きいことから虫の棲み処になりやすいデメリットもあります。土に還るのにも時間がかかるので、管理・処分の際には注意が必要です。

    メリットデメリット
    ごろっと大粒でおしゃれにマルチングできる
    いずれ土に還るからエコに使える
    木のいい香りを楽しめる
    自然素材だから安心して使える
    虫の棲み処になりやすい
    土に還るのに時間がかかる
    湿気で腐ったりカビたりする

    4. 藁

    藁を敷いたいちごのプランター

    藁は、昔ながらのマルチング方法です。適度に隙間ができてるので、夏は涼しく冬は温かい状態を保てます。筆者は、米作りをしている義実家から藁をもらってマルチングしていますよ。

    使用後は土に混ぜ込めばOK。土の栄養になってくれますし、後片付けの手間もなくてラクチンです。

    ただ、藁には軽すぎて飛ぶデメリットがあります。写真のように、筆者はプランターに敷いている関係で短くカットして使っていますが、畑に使う場合はある程度長さがある状態で敷くのがおすすめです。

    また、藁の間に隙間ができるので、雑草防止効果もほとんど期待できません。雑草対策も込みで藁マルチを考えている人は注意してください。

    メリットデメリット
    適度な隙間があることで、暑い寒いどちらにも対応できる
    米農家の知り合いがいれば無料でゲットできる
    土の栄養になる
    使用後は土に混ぜられるから後片付けがラク
    自然素材だから安心して使える
    軽くて風で飛ぶ
    敷き方を間違えると水がうまく土に入らない
    隙間が多いから雑草防止は期待できない
    米農家の知り合いがいないと調達にお金がかかる

    5. 雑草

    畝の上にたくさんの枯葉がのっている

    雑草マルチは、その辺にある雑草で作れる手軽さが魅力です。わざわざマルチング材を購入する必要がないので、家庭菜園の経費削減に貢献します。

    とくに、細くスラッとしたイネ科の雑草はマルチングにおすすめです。乾燥するのが早く分解されにくいので、長期的に土を保護してくれます。「まだ収穫時期じゃないのに、雑草マルチが分解されてなくなってしまった…」なんてアクシデントも防げるでしょう。

    筆者も雑草でマルチングをしています。「できるだけ自然に近い状態で育てたい」という夫のこだわりで、いろんな種類の雑草を枯らしたものを使っていますよ。

    お金をかけずナチュラルな環境を作れるのが雑草マルチのいいところですが、一方で雑草の入手が大変というデメリットもあります。通販にもないので、雑草マルチは自然に囲まれた環境に暮らしている人限定の方法となるでしょう。

    メリットデメリット
    お金をかけずに調達できる
    草刈り後の草を有効活用できてエコ
    雑草の養分により土の栄養補給ができる
    自然素材だから安心感がある
    街中の人は雑草を調達しにくい
    基本的に販売がない
    草刈りの手間がある
    刈った草を乾燥させるスペースが必要

    6. ココチップ

    ココチップでマルチングした果樹

    ココチップは、ココナッツの殻を細かく粉砕したものです。保水性と通気性に優れているのが特長で、マルチングに使えば土の乾燥防止に役立ちます。

    ごろごろっとした形状ですが、ふわっとやわらかいので芽出しの邪魔になる心配はほとんどありません。そのため、筆者はブルーベリーやラズベリーなどシュートが出る果樹のマルチングに使っています。

    デメリットはコスト面です。基本的にホームセンターや通販での調達となるので、使用量が多かったり継続的に使用したりする場合はお金がかかります。

    メリットデメリット
    保水性と通気性の両方に優れている
    マルチングだけでなく土作りにも使える
    軽くて扱いやすい
    自然素材で安心して使える
    自作は難しいから継続的に購入しなければならない

    7. 腐葉土

    腐葉土コンポスト

    葉っぱを発酵させて作る「腐葉土」は、マルチングにも土壌改良にも使える優秀な資材です。とくに、葉っぱの形が残っているようなものは隙間なく土を覆えるので、しっかり乾燥を防げます。

    また、腐葉土は土に還ることから後処理の手間がありません。作物の収穫を終えたら、あとは土のなかに混ぜ込んじゃえばOKです。マルチングのついで感覚で土壌改良もできますよ。

    しかし、原料が落ち葉である腐葉土は、乾燥すると極端に軽くなって風に飛ばされてしまう場合があります。春一番が吹く時期や台風が多い時期の使用は気をつけたいですね。

    メリットデメリット
    葉の形が残っていることで隙間なく土を覆えるから、乾燥防止に高い効果が期待できる
    自然素材で安心して使える
    使用後は土に還せる
    発酵が不十分だったり品質が悪い腐葉土だと作物を傷めるおそれがある
    乾燥すると風で飛んでしまう

    【ニーズ別】おすすめのマルチング材

    男性が畑に枯葉を敷いている

    マルチング材は種類ごとにメリットとデメリットがあるので、ニーズに合わせて最適なものを選ぶことが重要です。「結局のところどれがいいの?」と悩んでいる人に向けて、ニーズ別におすすめのマルチング材を紹介します。

    無難に使えるものを選びたい人におすすめのマルチング材

    「難しいことは分からないから、とにかく無難に使えるものがいい」
    「農家さんじゃないしそこまでこだわりはないから、気軽に使えるものがいいな」

    そんな人には、ビニールマルチ、藁、腐葉土をおすすめします。

    ビニールマルチは、張るだけで保湿、防虫、雑草防止といったあらゆる効果が得られるマルチング材です。家庭菜園向けにコンパクトな商品も販売されているので、あまり難しく考えずに使えますよ。

    藁と腐葉土においては、自然素材で安心して使えますし使用後は土に還って後片付けもラクです。目立ったデメリットも少なく、無難に使えます。

    使い切りやすいサイズで家庭菜園におすすめです▼

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    藁も通販で購入できます。カネアさんは放射線検査をしているので、安心して使えますよ▼

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    こちらは、安全性の高い国産落ち葉の完熟腐葉土です▼

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    おしゃれさがほしい人におすすめのマルチング材

    「SNS映えするようなマルチングがしたい!」
    「室内栽培のプランターに使うマルチング材だからおしゃれさ重視で選びたい」

    こういったインテリア性を求める人には、ウッドチップ、バークチップ、ココチップがおすすめです。

    チップ系はボリュームが出るので、見栄えよく仕上がります。色味はブラウン系で植物との相性もよく、部屋をおしゃれに見せてくれるでしょう。

    3~5cmほどの小ぶりなチップなので、室内栽培のコンパクトなプランターにも使えます▼

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    カネアさんは放射能検査をしていて安全性抜群です。少量販売なので、お試し感覚で使える点もおすすめ▼

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    筆者も愛用しています。比較的粒がそろっていてきれいにマルチングできますよ▼

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    安く済ませたい人におすすめのマルチング材

    「土やプランターでお金がかかっているのに、これ以上の支出は厳しいよ…」
    「節約目的の家庭菜園だからお金をかけたくない」

    コスト面が心配な人には、雑草マルチがおすすめです。手作りすれば0円でマルチング材をゲットできます。

    どうしても雑草の入手が難しい場合は、ビニールマルチを検討してみてください。ビニールマルチのなかには使い切りサイズの商品があり、価格は数百円ほどです。家庭菜園の支出を抑えられるので、節約目的の人も安心して購入できるでしょう。

    使いやすいコンパクトサイズが数百円でゲットできます▼

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    あなたが「これ!」と思うマルチング材を選ぼう

    マルチング材にはさまざまな種類があります。本記事では7種類を紹介しましたが、実際はもっとたくさんありますよ。

    マルチングは基本的に必要なものなので、各種類ごとのメリット・デメリットを確認して、あなたのニーズに合ったものを選んでくださいね。

    ※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。

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