プランター栽培を終えた古い土は、正しく処理すれば再利用できます。しかし、その処理が結構面倒くさいんですよね。
土をふるってごみを除去し、天日干しで消毒し、再生材をまぜまぜして…古い土の量が多かったらやっていられません。そこで本記事では、もっと簡単に土を再生させる方法を2つ紹介します。
「プランター土の再生がいつも大変でしんどい…」
「コスパよく家庭菜園がしたいから、新しい土は極力買いたくない」
「土を捨てるのが面倒くさい」
そんな人は必見です。土の再生作業がグッとラクになりますよ。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
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| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。
簡単な土の再生方法!ポイントは「微生物」

一般的な土の再生方法は、正直なところかなり面倒くさいです。
【一般的な土の再生方法】
- 鉢から土を出し、ごみを取り除きながら崩す
- 土をふるいにかけ、さらにごみを取り除く
- 土をビニール袋に入れ、天日干しにして殺菌する
- 再生材を使って土壌改良をする
実は、ここまで面倒なことをしなくても古い土は再生できます。ポイントは「微生物」です。
栽培を終えた古い土には、虫や病原菌がひそんでいることがあります。古い土をそのまま使い回すと次の栽培に悪影響が出るおそれがあるので、土をふるいにかけたり天日干しで土を消毒したりして再生させるのが従来のやり方です。
しかし、これらの作業は人間がやらなくても土壌内の微生物がやってくれます。微生物は土壌環境を良好に保とうと働いてくれる存在です。古い土に紛れ込んでいる虫や病原菌にも対応してくれるので、わざわざ人の手で処理しなくても、微生物におまかせで簡単に土を再生できます。
とはいえ、「微生物さんお願い」と言葉にしても土は変わりません。どうすれば古い土の再生に向けて微生物が働いてくれるのか、具体的な方法を2つ紹介します。
再生方法1. 土の再生材を使う

こちらは、培養土でプランター栽培をしている人向けの再生方法です。
培養土の中にはいろんなものが混ざっています。はたして、前回栽培していた作物は微生物の力で育ったのか、化学成分の力で育ったのか…土質がはっきりしないので、そのままの状態では微生物が働いてくれるか分かりません。
そこで使ってほしいのが、土の再生材です。微生物の数を増やせたり微生物の働きを活性化させたりできるので、簡単に土を再生させられますよ。
おすすめは「超カルスNC-R」です。「超」がついているだけあって微生物の力が強く、ふるいなし・消毒なしで簡単に土が再生します▼
再生方法2. 自然素材で調整する

こちらは、有機栽培の土でできる再生方法です。有機栽培の土には、微生物のエサとなる有機物が多く含まれています。微生物が活発に動ける環境が整っているので、少し手を加えるだけで土が再生しますよ。
筆者宅も有機栽培なので、ここから紹介する方法で土を再利用していますよ。ふるいや消毒を一切していませんが、今のところ生育トラブルが生じたことはありません。使い回しの土でも野菜や果物がしっかり育っているので、再生方法としては十分有効です。
まず、プランター内の土を大きめの容器に出します。塊になっている土は、しっかりほぐしてくださいね。
土の中にある根っこ、ごみ、虫などの異物を取り除きます。100%きれいにしようと思わなくて大丈夫です。目についたものだけでいいので、パパッと除去してください。
土に木灰(pH調整)と堆肥(肥料効果)を入れて土を調整します。入れる量は土の表面にパラパラ~っとまくくらいで、アバウトで大丈夫です。
筆者は薪ストーブを持っている関係で自前の木灰を使っています。おうちになくても、通販で簡単にゲットできますよ▼
堆肥は、栄養満点な生ごみ堆肥がおすすめです。生ごみ処理機を使えば、おうちで簡単に手作りできますよ▼
空気を含ませるように、全体をしっかり混ぜます。
作業時間は5分程度です。資材を入れて混ぜるくらいなので、パパッと終わらせられますよ。「プランターの数が多い」「土の量が多い」という場合でも、スピーディーに土の再生作業を終わらせられるでしょう。
ちなみに、こちらの土の再生方法は下記の記事でも紹介しています。併せて有機土の作り方も紹介しているので、ぜひ下記の記事もチェックしてみてくださいね。
微生物パワーで土の再生作業はグッとラクになる!
一般的な土の再生作業は、土をふるい、消毒し、再生材を混ぜるという流れなので、とても手間がかかります。しかし、微生物の力を借りればふるったり消毒したりといった手間を省くことが可能です。土の再生もスピーディーにできるので、今使っている土のタイプに合った方法で土を復活させましょう。
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。




