DIY初心者でもできた!木製コンポストの作り方|使い方も解説

木製コンポストは、木材や波板などを使って手作りできます。デザインやサイズにも融通が利くので、自作したいと考えている人もいることでしょう。
しかし、コンポスト作りが初めてだと、分からないことも多いですよね。
「材料は何が必要なの?」
「どうやって組み立てたらいいの?」
そこで本記事では、木製コンポスト(キエーロ)の作り方を紹介します。
ちなみに、本記事で木製コンポストを作っている筆者夫はDIY初心者です。それでもいい感じにできたので、初めての人もあまり身構えず、前向きにチャレンジしてみてください。
※自作コンポストに補助金を出してくれる自治体もあります。材料を購入する前に、お住いの自治体の補助金内容を確認しておきましょう▼

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木製コンポスト作りで必要なもの
木製コンポスト作りで必要な道具は、以下の通りです。
【木製コンポストの材料】
- 木材
- ビス
- 波板
- 波板用のビス
- 蝶番(丁番)
- ハンドル
材料選びに失敗すると、うまく組み立てられなかったり、コンポストがすぐダメになったりするおそれがあります。ここで材料選びのポイントを解説するので、最後までチェックしてからコンポスト作りの準備をしましょう。
1. 木材

木材は、木の板5種類、木の柱5種類、それぞれ上記のリストにある長さで用意してください。
木材の種類は、杉がおすすめです。杉は加工しやすく価格が手頃なので、コンポストの素材に向いています。そのうえ、通気性の高さも優秀。生ごみの分解を促したり、コンポストの悪臭を防いだりといった効果も期待できます。
「車に木材が積めない」「自分で木材を採寸・カットするのは面倒くさい」…そんな人には、木材販売店・マルトク
がおすすめです。杉を欲しいサイズにカットして届けてくれるので、ラクに木材を調達できます▼
木製コンポストは腐ることがあるので、心配な人は防腐塗料を塗っておきましょう▼
2. ビス

ビスは、51mmと65mmの2種類が必要です。51mmは本体の組み立てに、65mmはふたの組み立てに使います。
ビスの素材に指定はありません。サビにくいもの、板割れしにくいもの、色付きでおしゃれなものなどがあるので、お好きなものを用意してください。
ダイドーハントは、ホームセンターにもよくあるメジャーなメーカーなので、初めての人も安心して使えると思います▼
3. 波板

コンポストのふた用に、波板を用意してください。
生ごみをスムーズに分解させるためには、日光で地温を上げ、微生物を活性化させることが大切です。しかし、ふたの素材選びを間違えると、気候の影響ですぐボロボロになります。ポリカは光を通すうえに耐久性もあるので、コンポストのふたにおすすめです。
こちらは耐候性を上げる処理が施されているので、安心して屋外コンポストに使えます▼
4. 波板用のビス

波板を木枠に取り付けるために、専用のビスが必要です。
「普通のビスじゃダメなの?」
波板は曲線が多いので、通常のビスだとうまく固定できなかったり、浮いたりするおそれがあります。波板をしっかり固定するためにも、専用のビスを使いましょう。
本記事では、こちらの専用ビスを使っています。下穴不要なので、使いやすくておすすめです▼
5. 蝶番(丁番)

蝶番(丁番)は、ふたとボックスを接続するために使います。
どんなデザインのものでも大丈夫ですが、サイズには注意が必要です。蝶番が大きすぎると、コンポストにうまくはまらない可能性があります。逆に、小さすぎるとふたの開閉動作に耐えられず、すぐに壊れてしまうでしょう。
「蝶番のサイズは〇cm」と明確に決まっているわけではありませんが、極端に大きすぎる・小さすぎるものは避けてください。

ちなみに、本記事では76mmの蝶番を使っています
価格が手頃でデザインもシンプルなので、無難に使えます▼
6. ハンドル


ハンドルは、ふたの開閉時に使う部品です。
正直なところ、ハンドルがなくても波板の端を持てばふたの開閉はできます。絶対に必要な部品ではないので、コストを下げたい場合はなしでも大丈夫です。
ただ、ハンドルありには「ふたを操作しやすい」「見栄えがいい」といったメリットがあるので、本記事ではハンドルをつけています。
こちらは、耐腐食性・耐久性・防錆・防変形など、安心して使える仕様です▼
木製コンポストの作り方


木製コンポスト作りは、下記の手順で行います。
【木製コンポスト作りの手順】
- 側面を組み立てる
- 正面を組み立てる
- 背面を組み立てる
- ふたを作る
- 蝶番で本体とふたをつなげる
- ハンドルをつける
- 畑に設置する
ここからは、写真付きで木製コンポストの作り方を詳しく紹介します。


まず、コンポストの側面から組み立てます。
2種類の板を、柱(30mmの面)にビスで固定します。板にそこそこ幅があるので、しっかり固定できるように3か所ずつくらいビスを打ちましょう。



側面、正面、背面といったコンポスト本体の組み立てでは、すべて51mmのビスを使います
木製コンポスト作りでは何度もビスを打つので、インパクトドライバーがあると便利です▼
クランプを使うと木材を固定できるので、きれいにビス止めできますよ。本記事に登場しているのはこちらです▼


ビス止めできたら、今度は反対側に450mmの柱を固定します。


これで側面は完成です。


同じ要領で、側面をもう1つ作ります。必ず対になるように組み立ててくださいね。



筆者夫は一度間違えて、まったく同じ側面(対になっていない状態)を2つ作ってしまいました(笑)
間違えてもビスをはずして組み立て直せばいいので、心配しなくても大丈夫ですよ


続いて、コンポスト正面の組み立てです。
側面の柱が出ていない側に板を取り付けます。このとき、側面と正面とで板の幅が異なるようにしてください。上の写真でいうと、側面板150mmの横につける正面板は200mm、側面板200mmの横につける正面板は150mmです。
同じ幅にした方が見栄えはいいですが、幅をそろえるとビスの位置がかぶってしまいます。ビス同士がぶつかってしまうので、必ず板は幅違いで組み合わせるようにしましょう。



両端のビス止めに関しては、板の幅に関係なくどうしてもビスの位置がかぶってしまいます…ビスがぶつからないように、気持ちずらしめでビス止めしてください


反対側にも側面をつけたら、正面は完成です。


今度は背面の組み立てです。
まず、幅250mmの板をビス止めします。幅が広いので、ビスは4か所ほど打ってください。できたら、その横に200mmの板をセットします。


200mmの板は、途中から縁にビスが打てません。写真のように、打てる範囲で2か所ほどビス止めし、はみ出した部分は側面からのびている柱に向かってビスを打ちます。


これで、コンポストの本体は完成です。


次に、コンポストのふたを作ります。使う木材は、上の写真にある3種類の柱(計5本)です。
本体作りでは51mmのビスを使いましたが、ふた作りには65mmのビスを使います。間違って51mmを使うと、柱がぐらついたり抜けたりするので、必ず65mmにしてくださいね。


ビスを打つ位置は、上の写真の通りです。ネジのアイコンがついている6か所にビスを打ってください。


波板を切ります。雨が落ちるようにしなければならないので、波板の向きは縦向き(溝が木枠の短い辺と並行)になるようにしてください。
波板のサイズは縦595×横970(mm)。木枠から上下各40mm、左右各30mmずつはみ出すくらいの大きさです。波板1枚だけでは横が足りないので、筆者夫は2枚カットし、ずらして取り付けています。
波板は切りにくいので、専用のハサミがあると便利です▼


カットした波板を、木枠にビス止めします。ビスを打つ場所、個数に指定はありません。波板が取れないように、しっかり固定できればOKです。



筆者夫は、木枠の長い2辺に各7~8か所ずつ打ちました


木製コンポスト作りも終盤です。組み立てた本体とふたを、蝶番でつなげます。
そのままだと、背面にある柱がふたに当たってしまりません。ふたを取り付ける前に、上の写真のように柱の上部を少し斜めにカットしてください。採寸しなくても、なんとなくで大丈夫ですよ。


柱にふたが当たっていないのを確認したら、蝶番で本体とふたをつなげます。
ビスは、蝶番に付属しているものを使ってください。


ふたの側面にハンドルを取り付けます。


以上で、木製コンポストは完成です。


完成したコンポストを、畑に設置します。
底板があるコンポストであれば、砂利の上やベランダなどの土がない場所にも設置可能です。しかし、本記事で紹介したコンポストには底がありません。直接土の上に設置しなければならないので、畑にコンポストが軽く埋まるくらいの穴を掘ります。


コンポストを置き、穴とコンポストのまわりの隙間を土で埋めます。


コンポストの中に黒土を入れます。量はコンポストの約8割くらい。本記事で紹介した木製コンポストには、約100Lの土が入ります。
我が家は黒土が足りなかったので、畑の土も混ぜてなんとかしました。これから黒土を用意する人は、100Lを目安に黒土を購入してください。
ホームセンターで約100Lの黒土を買って帰るのは大変なので、通販で買うのがおすすめです▼


黒土を入れてふたをしめたら、コンポストの設置は完了です。
木製コンポストの使い方


手作りしたコンポストって、なんだか愛着がわきますよね。大切に使っていきたいものですが、コンポストは使い方を間違えると虫がわいたり悪臭がしたりします。コンポスト自体の劣化にもつながるので、ここで正しいコンポストの使い方もお伝えしておきますね。


まず、土に穴を掘ります。堀ったときの土は後で使うので、横に避けておきましょう。
穴の深さは、15~20cmくらいがベストです。浅すぎると生ごみのにおいが上がってきてしまい、深すぎると酸素不足で分解が進みにくくなります。生ごみは浅すぎず深すぎずの位置に埋めるのがいいので、15~20cmの深さを意識してください。
穴を掘ったら、生ごみを入れます。


スコップで生ごみを細かくしながら土と混ぜ、横に避けておいた土をかぶせたら完了です。


生ごみの種類や季節にもよりますが、分解されるまでには時間がかかります。同じ穴にすぐ次の生ごみを入れることはできないので、次回生ごみを捨てるときは別の穴に埋めましょう。


「前回どこに埋めたっけ?」とならないように、次回埋める場所に目印をつけておくといいですよ。筆者は、目印として次の場所に軽く穴を掘っています。
コンポストを使う前に、下記の記事もチェックしておきましょう▼
「やっぱり難しい!」…それなら買っちゃうのもアリ


木製コンポストを作るのは簡単ですが、材料を用意したり組み立てたりなどに手間がかかります。
「手作りしたいと思っていたけど、面倒くさくなってきた」
「自分には難しそう…」
このように、作り始める前にモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。筆者もよくあります。
もし自作する気力がなくなっても、木製コンポストは通販で簡単にゲットできるので大丈夫です。「やっぱり手作りはやめておこうかな」と思ったときは、既製品を検討してみてください。



また気が向いたときにチャレンジしましょう
こちらの木製コンポストは、カラーバリエーションが豊富なので、おしゃれに設置できますよ▼
テクニック不要!木製コンポストは初心者でもできる
木製コンポストは、材料を適切にビス止めしていけば簡単に自作できます。家具のように耐荷重を意識した設計をする必要はありませんし、テクニックも不要です。DIY初心者さんでも手作りできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ここで、もう一度アナウンスします。
自治体のなかには、自作コンポストの材料費に補助金を出しているところがあります。事前申し込みが必要な場合もあるので、材料を購入する前にお住いの自治体の補助金内容をチェックしておきましょう。
こちらに、全国の生ごみ処理機に関する補助金内容をまとめています▼
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