ベランダで家庭菜園をする際、よく問題視されるのが害虫問題です。とくにゴキブリ被害は多く、これからベランダ菜園に挑戦しようと思っている人にとっては、大きな不安要素となるでしょう。

「あいつが出るかも…」とそわそわしながら家庭菜園をしても、楽しくないですよね
そこで本記事では、安心してベランダでの家庭菜園を楽しめるように、ゴキブリが来る原因と対策をお伝えします。不安の種はしっかりと取り除いて、野菜の種を大きく育てましょう!
※本記事にゴキブリの画像は一切出てこないので、安心して最後までご覧ください。


【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
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| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリー、びわ、アンズなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。
ベランダの家庭菜園にゴキブリが来る原因3つ


ベランダの家庭菜園には、ゴキブリにとって都合のいい環境が整っています。そのため、ベランダでゴキブリに遭遇した人の声は多く、マンションや賃貸の場合はご近所トラブルに発展することも少なくありません。
具体的に、ベランダ菜園の何がゴキブリにとって好都合なのか、原因を解説します。
原因1. 暗く狭い場所が多いから
ベランダに何個も植木鉢を置いていると、暗く狭い場所がたくさんできます。ゴキブリは「暗く狭い場所」が大好きなので、「棲み処として快適な場所」認定し、喜んで寄ってきます。



「植木鉢を持ち上げたら…」なんて声もありますよ
原因2. 湿気がたまりやすいから
ゴキブリは、じめじめしている場所も大好きです。ベランダ菜園をしていると、水やりによってベランダに湿気がたまりやすくなるので、ゴキブリの発生率も上がります。
通気性がいい場所であれば、水やりをしたからといって湿気がたまる心配はないでしょう。しかし、柵があるベランダは風通しがいまいちなのが実情です。高湿度をキープし、ゴキブリにとってうれしい環境を生み出してしまいます。
原因3. 肥料に混ざっているものが好きから
油かすや鶏糞などの有機物が入っている肥料は、ゴキブリの好物です。ゴキブリはにおいに敏感なので、肥料特有のにおいを感知し「エサがあるぞ!」と寄ってきます。



ベランダ菜園によるゴキブリの発生は、マンションや賃貸で問題になることが多いです
集合住宅に住んでいる人は、とくに気をつけてくださいね
ベランダ菜園で効果的なゴキブリ対策5つ


自然界には必ずゴキブリがいるので、外とつながっているベランダ菜園でゴキブリを100%防ぐのは難しいでしょう。
しかし、適切に対策することでゴキブリとの遭遇率をグッと下げられます。ここで紹介するゴキブリ対策を参考に、安心して楽しめるベランダ菜園を目指しましょう。
対策1. ゴキブリよけグッズを使う
ゴキブリが来にくい環境を整えたい人は、ゴキブリよけグッズを検討してみてください。
おすすめは、スプレータイプのゴキブリよけグッズです。必要に応じてシュッとするだけなので、手軽に使えて便利ですよ。
置くタイプのゴキブリよけグッズもありますが、雨で汚れたりベランダ菜園の景観を損ねたりするおそれがあります。設置後のケアに手間がかかる点でも、汚れや景観を気にせず使えるスプレータイプがおすすめです。
対策2. ハーブも一緒に育てる


ハーブ類は虫の忌避剤になります。とくに、ゴキブリは爽やか系のにおいを嫌う傾向にあるので、ミントやレモングラスを育てるのはゴキブリよけに効果的です。
うれしいことに、ミントとレモングラスは栽培難易度が低く、家庭菜園初心者さんでも気軽に育てられます。育ったハーブは料理やドリンクにも使えて実用的なので、おすすめですよ。
対策3. ベランダの水はけをよくする
ゴキブリは、水やり後に植木鉢から流れ出た水に集まってきます。ベランダに水がたまらないように、排水対策を行ってください。



水はけUPに貢献するアイテムを紹介するので、これらを使いながらベランダに湿気がたまらないようにしましょう
すのこは、1枚にたくさんのプランターをまとめて置いておけるのがメリット!国産ひのきを使っているので、おうちの雰囲気に合わせやすいのも魅力的です▼
「ブラックベース」は、コスパの高さが魅力です。値段が安いだけでなく、プランター下の風通しをよくしたり、虫の侵入を防いだりもできるので、機能面でもおすすめですよ▼
「プランターベース」は、プランターの幅に合わせて使えます。大小さまざまなプランターに対応できるので、安心してゴキブリ対策に導入できますよ。金属製で耐久性もバツグンです▼
対策4. 定期的に植木鉢の位置を変える
同じ位置に植木鉢を置くことは、暗い場所を作ったり湿気をためたりなどの悪環境につながります。ゴキブリが棲み処にしかねないので、定期的に植木鉢の位置を変えましょう。
「何個も植木鉢があるのに、いちいち場所を変えるのは面倒くさいよ」…すでにベランダ菜園がにぎやかな状態の場合は、キャスター付きのラックを使うのがおすすめです。複数個の植木鉢をまとめて移動させられるので、植木鉢の位置替えがラクにできますよ。
雨風の影響を受けるベランダでは、サビにくいワイヤータイプのラックがおすすめです。互換性のあるキャスターもセットで使うことで、移動しやすいフラワースタンドになります▼
対策5. 段ボールを撤去する
ゴキブリは、暗くて暖かい段ボールの隙間を棲み処にすることもあります。段ボールをベランダに置きっぱなしにしている人は、すぐに撤去しましょう。
ところで、家庭菜園をする人の中には、段ボールをDIYして自作プランターで野菜を育てる人もいますね。エコでとても素敵なアイデアですが、ゴキブリが発生するリスクも高まります。ゴキブリ対策を優先するのであれば、段ボールプランターはやめておくのが賢明です。
【体験談】ベランダで家庭菜園をしている人のゴキブリ対策


ゴキブリが来やすいと分かっていながら、ベランダで家庭菜園をしている人もいます。一体どうやってゴキブリのリスクと戦っているのか、気になりますよね。そこで、体験談をいくつか紹介します。
対策グッズでなんとかしています!(30代男性)
ベランダで野菜だけでなく果物や花も育てているので、害虫対策はしっかりしています!ホームセンターで防虫ネットを買ったり、殺虫剤をベランダ近くに置いておいたり。100%安心はできませんが、対策をしているのとしていないのとではストレス度合いが違う気がします。
小まめにチェックすれば大丈夫かな、と(40代女性)
私は毎日のように野菜を観察しながら害虫チェックをしています。ほったらかしにしていると、植木鉢を移動させたときに何が出てきそうで怖いので…。小まめに手入れしているおかげか、今のところゴキブリには遭遇していません。おうちの掃除と同じじゃないでしょうか。
ベランダの家庭菜園はゴキブリ対策をしっかりと!
残念ながら、ベランダの家庭菜園でゴキブリが発生しやすいのは事実です。しかし、ゴキブリが好む環境にならないよう工夫すれば、遭遇率をグッと下げられます。
本記事でゴキブリ対策に役立つグッズをいくつか紹介しているので、上手に活用しながら快適なベランダ菜園を楽しんでくださいね。
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。


