家庭菜園の猛暑対策5つ!高温障害から野菜を守ろう【夏は必ずやって!】

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よく天気予報やニュースで猛暑のことを「危険な暑さ」といいますが、危険なのは人間に対してだけではありません。家庭菜園で育てている野菜や果物に対しても、猛暑はとても危険です。しっかり暑さ対策をしないと、大切に育ててきた作物がダメになってしまいますよ。

「猛暑対策っていっても、具体的に何をしたらいいのか分からない…」

そんな人に向けて、本記事では家庭菜園でやるべき猛暑対策を紹介します。本記事を参考に、暑さから野菜たちを守りましょう。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中

自給自足しているもの
薬味(しそ、ねぎ)
野菜全般
果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど)
ハーブ(ローズマリー、バジルなど)
※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています

「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中

自給自足しているもの
薬味(しそ、ねぎ)
野菜全般
果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど)
ハーブ(ローズマリー、バジルなど)

※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています

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目次

家庭菜園に猛暑対策が必要な理由

テーブルに置かれた温度計

近年の夏は、日本でも40℃を超えます。厳しい暑さに野菜が高温障害を受ける可能性があるので、家庭菜園には猛暑対策が必要です。

具体的にどんな高温障害が生じるのか、いくつか例を紹介します。

【猛暑による高温障害の被害例】

  • 実が日焼けする
  • 野菜が枯れる
  • 葉焼けする
  • 生育不良を起こす(実の変形、結球不良、病気など)

夏に育てる野菜は、基本的に耐暑性が高いです。「暑さに強いのに、なんで猛暑対策が必要なの?」と思う人もいるでしょう。

実は、耐暑性が高いといっても限度があります。例えば夏野菜のトマト。暑さに強いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、生育適温は25~30℃と決して高くはありません。日中に40℃を超えるようになってきた現代の夏は、トマトにとっても暑すぎるのです。

日本は、年々暑さが厳しくなっています。夏に栽培中の野菜や果物が高温障害を受けるリスクも高まっているので、家庭菜園をしている人はしっかり猛暑対策を講じることが大切です。

家庭菜園でできる猛暑対策5つ

鈴なりのミニトマト

具体的にどうすれば暑さをしのげるのでしょうか。ここからは、家庭菜園でできる猛暑対策を5つ紹介します。

対策1. マルチングする

6種類のマルチングをまとめた分割画像

マルチングには、土の温度上昇や乾燥を防いで根を守る効果があります。暑さで野菜・果物の根がやられないように、作物の株元には必ずマルチングをしましょう。

マルチングの種類には、ビニールマルチ、藁、腐葉土などがあります。使う素材によって得られる効果が異なるので、各種類の特徴を理解したうえであなた好みのマルチング材を使ってください。

ちなみに筆者宅は、できるだけ自然に近い形で野菜作りがしたいという思いから腐葉土、樹皮、雑草を使うことが多いです

対策2. プランターを日陰に移動する

木製プランターとプラスチックプランターが並んでいる

プランター野菜をずっと日なたに置いていると、直射日光で野菜がダメージを受けます。真夏の日差しが強い時期は、できるだけプランターを日陰に移しましょう。

「日陰だと野菜が成長しないのでは?」…そんな不安を抱いている人もいるかもしれませんが、晴れている日であれば日照不足はさほど心配いりません。

屋外の光には、太陽から降り注ぐ「直射光」と、空気中の成分に反射していろんな方向に光が向かう「反射光」の2種類があります。日陰は直射光を防ぐことで暗く見えるだけ。反射光は届いているので、日陰にプランターを置いても野菜はちゃんと光合成してくれますよ。

夏場は、日照不足より直射日光によるダメージの方が心配です。梅雨が明けて日照りが続くようになったら、プランターは日陰に移動させましょう。

対策3. 遮光ネットを張る

太陽熱の遮断は猛暑対策に効果的です。野菜たちを強い太陽光から守るために、畑やプランター周辺に遮光ネットを張りましょう。

ベランダでの省スペースな家庭菜園であれば、小さめの遮光ネットで大丈夫です。サンシェードのように上から下へと垂れ下がるように設置することで、ベランダ全体を遮光できます。

こちらはハトメ(金具付きの紐通し用穴)が備わっているので、取り付けが簡単でおすすめですよ。いくつかサイズ展開があるので、設置したい場所のサイズに合ったものを選んでくださいね▼

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畑の場合は、支柱に遮光ネットを取り付けることで簡易的な屋根が作れます。

背が高い夏野菜も守れるように、支柱は長いものを用意しましょう▼

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支柱と遮光ネットの固定には、取り付けが簡単で固定力があるパッカーを使うのがおすすめです▼

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遮光ネットは、範囲に合わせてカットして使いましょう。こちらは50mの長いロールなので、小規模・大規模どちらの畑にも対応できますよ▼

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対策4. 熱くなりにくいプランターを使う

一列に並んだ不織布プランター

猛暑対策をするなら、プランターの色・素材にも注目しましょう。

プランターが熱くなると、中に入っている土も熱々になります。しだいにプランター内の水がお湯に変わり、根が腐ってしまうでしょう。猛暑のなかでも土壌環境を良好に保つためには、プランターそのものが熱を持たないようにすることも重要です。

熱を持ちにくいプランターとしておすすめなのは、白色のプランターと不織布プランターです。

白は熱を反射するので、プランター内の土が熱くなったり根が腐ったりといった被害を防げます。

こちらのプランターは、白いことに加えて排水性が高い脚つきでおすすめです▼

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不織布プランターには、通気性の高さから熱や湿気がこもりにくいメリットがあります。黒色が多いので猛暑対策には向いていないように見えますが、意外に夏でも安心して使えるんですよ。

実際に筆者も不織布プランターを愛用しており、夏にどれくらい熱くなるものか触ってみました。表面は熱いというより温かいくらいで、プランター内の土はひんやりしていましたよ(※環境によって印象が変わる可能性もあります)。

「白いプランターはちょっと…」という人は、不織布プランターを検討してみてください。

対策5. 根を丈夫に育てる

ポットから外したアンズの根

物理的に猛暑から野菜や果物を守ることも大切ですが、暑さに負けないように育ててあげることも大切ですよ。

ポイントは根っこです。しっかりした根が育っていれば、水や栄養をしっかり吸収できるぶん作物自体が強くなります。人間が夏バテ防止で適度に運動したり、食生活を正して免疫力を高めたりするのと同じです。作物を強く育ててあげることで夏の暑さに耐えやすくなるので、高温障害も回避できるでしょう。

根を丈夫に育てる方法として、以下2つをおすすめします。

【丈夫な野菜を育てる方法】

  • リン酸系肥料を使う
  • 活力液を使う


リン酸は、花や実をつける成分であるとともに根を張らせる効果もあります。土作りの段階で元肥にリン酸を入れてあげると、作物がしっかり根を張って丈夫に育ちますよ。

リン酸の元肥といえば「マグァンプ®K」が有名です。リン酸値が高く、50年以上の歴史もあって安心して使えます▼

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また、作物の生育サポートとして活力液を使うのもひとつの方法です。

とくに、「リキダス」は根に効果的なコリンやカルシウムなどが入っているので、夏越えに効果的ですよ▼

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高温障害になったときの対処法

葉焼けしているアボカドの葉

どんなに気をつけていても、暑さに負けて高温障害になってしまうことはあります。異変に気づいたら、作物の回復に努めましょう。具体的にどうすればいいのか、対処法を紹介します。

【高温障害の対処法】

  • 被害部分を取り除く
  • 環境を見直す
  • 不要な葉をとる

枯れたり腐ったりしたところは元に戻りません。「なんとか回復しなければ!」と作物が余計な労力を使ってしまうので、手遅れな部分は取り除きましょう。ダメになったところを労わるより、まだ元気な部分を大切にしてあげてください。

そして、今の栽培環境に問題がないかを一度見直してみてみましょう。今よりもうひとつ猛暑対策をプラスするだけでも、作物の生育環境がグッとよくなるはずです。

作物の葉が多すぎる場合は、少し葉を取り除いてみてください。「葉かき」という作業で、不要な葉を取ることで水分の蒸散量を減らし水切れを防ぐ効果があります。ただし、葉を取りすぎると光合成量が減って別の意味で生育不良を起こすおそれがあるので、取りすぎには注意しましょう。

猛暑対策は毎年必ずやろう!

夏の暑さはもはや凶器です。猛暑対策なしで家庭菜園をすると、夏に悲惨な事態を迎えることになりますよ。人間と同じく作物も暑さにバテるので、毎年しっかり猛暑対策をしましょう。

暑くなる前に対策するのが理想的ですが、暑くなってからでも作物が元気であればまだ間に合います。猛暑対策ができていない人は、ぜひできることから始めてください。

※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。

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