材料2つで簡単!米のとぎ汁肥料の作り方。使い方や注意点も

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    「米のとぎ汁は肥料になるから捨てちゃダメ!」

    そんな言葉を聞いて、「どうすれば肥料にできるの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。そこで本記事では、米のとぎ汁肥料の作り方を紹介します。材料は2つだけで簡単にできるので、初めての人もチャレンジしやすいでしょう。

    後半では、米のとぎ汁肥料の使い方や使用上の注意点も解説しています。せっかく作った肥料で間違った使い方をしないように、最後まで目を通してくださいね。

    【執筆者】夏目ミノリ
    山・畑持ちの元Webライター
    地植え、プランター、水耕で作物を栽培中

    自給自足しているもの
    薬味(しそ、ねぎ)
    野菜全般
    果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど)
    ハーブ(ローズマリー、バジルなど)
    ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています

    「家庭菜園をやってみたい」という気持ちを応援するために、手軽さ重視で家庭菜園情報を発信します。

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    果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど)
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    ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています

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    目次

    【写真で解説】簡単な米のとぎ汁肥料の作り方

    木製台にのった米櫃

    米のとぎ汁肥料作りに必要なものは、以下の2つです。

    【米のとぎ汁肥料に必要なもの】

    • 米のとぎ汁(一番濃いもの)
    • 砂糖(甜菜糖やきび砂糖がおすすめ)

    塩があってもいいですが、砂糖だけでも大丈夫です。では作り方の紹介に入ります。

    ガラスボウルに入った米のとぎ汁

    まず、主役である米のとぎ汁を用意しましょう。必要なのは、一番最初に水を入れたときに出る濃いとぎ汁です。

    ペットボトルに米のとぎ汁を入れている

    米のとぎ汁をペットボトルに入れます。

    口が狭くて入れにくいので、漏斗(ジョウゴ)があると便利ですよ▼

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    米のとぎ汁を入れたペットボトル

    米のとぎ汁を入れる量は、ペットボトルの8分目くらいです。発酵時にペットボトル内でガスが生じるので、ガスの行き場を確保するために、ペットボトル内に余白を作りましょう。

    満杯にしても破裂まではしないかもしれませんが…可能性はゼロではないので

    甜菜糖を計量している

    続いて、砂糖を用意します。

    砂糖の量は、とぎ汁の大体2~3%くらいです。筆者の場合は500mlペットボトルに400ml近く入れているので、大体8~12g。間を取って10gの砂糖を用意しました。

    ちなみに、使っている砂糖は甜菜糖です。白砂糖でもいいですが、栄養を入れた方が肥料として機能しやすいので、ミネラル類を含む甜菜糖やきび砂糖を使うことをおすすめします。

    甜菜糖はコストが高いので、きび砂糖を使う方が現実的です▼

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    ペットボトルに砂糖を入れている

    米のとぎ汁が入っているペットボトルに、砂糖を入れます。

    とぎ汁を入れていたペットボトルを手に持っている

    軽く振って、ペットボトルの中身を混ぜてください。これでとぎ汁肥料の発酵準備は完了です。

    とぎ汁肥料が入ったペットボトルを置いている

    あとは、常温に置いて発酵が終わるまで待ちます。そのまま放置するのではなく、毎日お世話をしてあげてくださいね。

    【とぎ汁肥料のお世話方法】

    • キャップをはずしてガスを逃がす
    • 1日1回は振る
    • においを確認する

    【とぎ汁肥料が完成する期間の目安】

    約7~10日


    1~2日目くらいはほとんど変化を感じませんが、数日経ってきちんと発酵が始まると、ペットボトルの内側に泡が見えたりペットボトルが軽く膨らんだりします。ガスを逃がしてあげる必要があるので、振る前にキャップをはずしてガス抜きしてください。

    振ってからキャップを開けると、ぶわーっと上がってくるから気をつけてくださいね

    米のとぎ汁肥料が完成する期間の目安は、約7~10日です。発酵できていれば、ヨーグルトやカルピスに似た甘酸っぱいにおいとアルコールっぽい発酵臭が混ざったにおいがします。

    それ以外の怪しいにおいがしたら失敗の可能性が高いので、再チャレンジしてください。

    完成した米のとぎ汁肥料は、早めに使い切るか冷蔵庫で保管しましょう
    常温に置いていると、発酵が進んで腐敗しちゃいますよ

    米のとぎ汁肥料の使い方

    テーブルに置いた米のとぎ汁肥料

    米のとぎ汁で作った発酵液を、そのまま栽培中の野菜や果物にかけるのはNGです。必ず以下の使い方を守ってくださいね。

    【米のとぎ汁肥料の使い方】

    • 100倍くらいに薄めて使う
    • まくのは一週間に1回程度
    • 株元から少し離れた場所にまく

    高濃度のとぎ汁肥料は、作物の成長を阻害します。むしろ薄い方が作物にやさしく成長効果も期待できるので、畑や庭にまくときは「本当にこんなに薄くて効果あるの…?」と思うくらい少量にしましょう。

    米のとぎ汁肥料を与える頻度は、1週間に1回程度でOKです。あげすぎは腐敗につながるので、気をつけてください。

    また、水やりと同じ要領で株元にまくのは避けましょう。株元に腐葉土や草木灰などの有機物をまいている場合、とぎ汁肥料が反応して再び発酵し始める可能性があります。発酵熱で根を傷めるおそれがあるので、株元から少し離れた位置にまくのがおすすめです。

    ちなみに、米のとぎ汁肥料は液体なので水耕栽培にも使えますが、あまりおすすめしません
    筆者が試してみたところ、野菜が育ったわりには根が短く、健全な育ち方とはいえない状態でした

    米のとぎ汁肥料の注意点2つ

    米櫃に入っている米

    米のとぎ汁肥料を家庭菜園に使う場合、理解しておくべき注意点が2つあります。ここを知っておかないと、「全然効果ないじゃん…」「なんか野菜の元気がなくなった気がする…」とマイナスな気持ちになってしまうでしょう。

    米のとぎ汁肥料は、まだまだ分かっていないことがたくさんあります。未完成なものだからこそ、ここで紹介する2点は必ず念頭においてください。

    注意点1. 目に見える効果は期待できない

    残念ながら、米のとぎ汁肥料には目で見て分かるほど強い効果はありません。

    米のとぎ汁肥料には、確かに栄養があります。しかし、野菜をグングン成長させたり、黄色くなった葉を緑に復活させたりといった超パワーはありません。

    米のとぎ汁肥料は、成長をサポートする程度。正確には、肥料というより活力液の役割を果たすものです。「野菜を成長させるために使おう」ではなく「捨てるのはもったいないから使おう」くらいの気持ちで活用してください。

    注意点2. 濃度に気をつける

    米のとぎ汁肥料を使うときは、高濃度にならないように気をつけてください。

    濃すぎると、野菜に栄養を与えるどころか害を与えてしまいます。ベストは100~200倍くらい。薄ければ薄いほど効果が高いという実験結果(※)もあるので、必ず薄めて使いましょう。

    ※参考文献:米のとぎ汁の力

    この作り方なら簡単!米のとぎ汁肥料でエコな家庭菜園を

    米のとぎ汁肥料の作り方は、米のとぎ汁と砂糖を混ぜて発酵させるだけです。特別な道具は必要ないので、誰でも簡単に作れますよ。

    強い肥料効果が期待できるわけではありませんが、捨てるものを有効活用できるのはいいですよね。米のとぎ汁肥料をおすすめしている農家さんも多いので、ぜひ気軽に試してみてください。

    ※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。

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