小松菜特有の苦みがなく、やわらかくて食べやすい「早生こまつな あおい」。育ててみたいけど、いつごろ種まきをすればいいのか、どれくらいで収穫できるのかと疑問に思っている人もいるでしょう。
そこで本記事では、小松菜(早生こまつな あおい)の栽培スケジュールを紹介します。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
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| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリーなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
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小松菜(早生こまつな あおい)の栽培スケジュール

小松菜(早生こまつな あおい)の発芽適温・生育適温は15~30℃と幅広いので、周年栽培(季節を問わず栽培できること)が可能です。しかし、家庭菜園では春まきか秋まきが一般的で、屋外か屋内かでも種まき時期や収穫時期が異なります。
「周年栽培なのに、なんで種まき時期を気にしなきゃいけないの?」
「春と秋の種まきがおすすめなのはなぜ?」
周年栽培OKといいながら種まき時期・収穫時期があると、初心者さんは混乱しますよね。安心して小松菜(早生こまつな あおい)の栽培をスタートさせられるように、栽培スケジュールについて詳しく解説します。
屋外栽培(地植え・プランター)

「小松菜は周年栽培できる」といっても、発芽適温・生育適温が15~30℃なので、極端に寒かったり暑かったりするのは苦手です。種をまくとすれば、ある程度暖かくなってくる3月下旬以降か、暑さが落ち着いてくる9~10月くらいがいいでしょう。

春か秋かに悩んだら、個人的には秋まきをおすすめします
筆者が秋まきしてみたところ、寒さで虫が減ったのか害虫被害に遭うことなくきれいに育ちました
栽培スケジュールで見ると、小松菜(早生こまつな あおい)は夏まきも可能です。
しかし、昨今の夏は余裕で発芽適温・生育適温である30℃を超えます。さらに、時期的に虫も多く育てるのが難しくなるため、小松菜の種まきは春か秋に行われる傾向が強いです。


小松菜(早生こまつな あおい)は、順調に育てば約1ヶ月で収穫できます。収穫時期が気になる人は、種まき時期から1ヶ月ほどずらしたタイミングだと覚えておくといいでしょう。
屋内栽培(水耕・プランター)


屋内栽培の場合は、温度管理によって周年栽培ができます。とはいえ、室内でも場所によって温度が異なるので、「夏に直射日光があたる場所は避ける」「寒気が入り込む窓辺には置かない」などの工夫をしてくださいね。
種まき時期はいつでもいいですが、強いていうなら温度管理がしやすい春と秋がおすすめです。


筆者が小松菜(早生こまつな あおい)を水耕栽培したときは、38日で収穫にたどり着きました。屋外栽培より少し時間がかかったので、収穫時期は種まきから約1ヶ月ちょっとと覚えておくといいでしょう。
小松菜(早生こまつな あおい)は春・秋をメインに楽しもう
小松菜(早生こまつな あおい)は、基本的に周年栽培が可能です。しかし、育てやすさの面から種まき時期は春か秋をおすすめします。
収穫時期は、種まきから約1ヶ月後。屋内より屋外の方が少し早く育つ印象があります。せっかく育てるなら、より育てやすく成功率が高い時期に栽培しましょう。
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。
※種まき時期・収穫時期は、栽培方法や気候などによって変動します。本記事の栽培スケジュールは、あくまで参考までに留めてください。



