剪定した枝で挿し木をしようと思っても、剪定時期と挿し木時期が合わないことがあります。挿し木時期を迎えるまでの間、挿し穂(挿し木に使う枝)をどう保存すればいいのかと悩んでいる人もいることでしょう。
そこで本記事では、挿し穂の保存方法を紹介します。「挿し木しようと思ったら枝が枯れていた…」なんてことにならないように、本記事を参考に挿し穂をいい状態で保存しましょう。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
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挿し穂を保存する方法
ここからは、挿し穂の保存方法を具体的に解説します。

まず、挿し穂を包むための紙を用意し、全体を霧吹きで濡らします。
使う紙は、保湿性がある新聞紙がおすすめです。もし新聞紙がない場合は、筆者が使っているようなクラフト紙でもいいでしょう。

水で濡らした紙の上に、挿し穂を並べます。筆者は剪定した枝をそのまま並べていますが、いらない枝・葉を取り除いてからの方がすっきりまとまりますよ。

挿し穂の上に紙をのせ、霧吹きで濡らします。

枝が折れないように気をつけながら挿し穂を紙で包み、ビニール袋に入れます。

最後に、霧吹きで袋の中に水をかけてビニール袋の口をしばり、冷蔵庫に入れます。
挿し穂の保存における注意点2つ
挿し穂を保存するにあたり、気をつけてもらいたいポイントがあります。挿し穂がいい状態で挿し木時期を迎えられるように、ここから紹介する2つの注意点を押さえておいてください。
注意点1. 包み紙を湿らせてから保存する
挿し穂は、乾いた紙ではなく湿らせた紙で包みましょう。
水なしの保存だと、挿し木をするまでの数ヶ月の間に挿し穂が枯れてしまいます。元気な枝で挿し木をするためにも、保湿した状態で挿し穂を保存することが大切です。
ただし、紙が破れそうなほどびっしょりと濡らす必要はありません。紙をしっとりさせるくらいでいいので、必ず紙を湿らせてから挿し穂を包んで保存してくださいね。
注意点2. 冷凍ではなく冷蔵する
「挿し木時期まで何ヶ月もあるから、長期保存できるように冷凍庫を使おう」
このように、食品の保存と同じ感覚で挿し穂を保存するのはNGです。
挿し穂を冷凍すると、枝の中にある水分が凍って組織が壊れます。挿し木をしても無事に発根するか分からないので、できるだけ枝の質を保てるように冷蔵庫で保存してください。
挿し穂は冷蔵庫で保存しよう
挿し穂の保存方法は「冷蔵保存」です。湿らせた紙に挿し穂を包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫に保存することで、使いたい時期が来るまで挿し穂を休眠させられます。
「挿し木してみたいけど、挿し木時期までこの枝どうしよう…」と悩んだときは、ぜひやってみてくださいね。
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。

