トウモロコシの雌穂が出ないのはなぜ?原因と対処法【失敗とは限らない】

「トウモロコシの雄穂は出ているのに、なぜか雌穂だけが出ない」…焦りますよね。
トウモロコシを育てるためには受粉が必要です。雌穂が出なければ、トウモロコシは収穫できません。
しかし、安心してください。トウモロコシの雌穂が出ない理由には大きく2つあり、適切に対処することで無事に雌穂が育つ可能性もあります。雌穂が出ていないからといって、失敗と決めつけるのは早いですよ。
本記事では、トウモロコシの雌穂が出ない理由を解説するとともに、すぐにできる対処法も解説します。おいしいトウモロコシ収穫を目指して、雌穂の心配を解決しましょう。

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トウモロコシの雌穂が出ない主な理由2つ

トウモロコシの雌穂が出ない理由は、主に以下の2つです。
【トウモロコシの雌穂が出ない理由】
- 雌穂が出るタイミングではないから
- 生育不良だから
実は、トウモロコシの雌穂は雄穂と同じタイミングでは出てきません。まずは雄穂が出て、数日後に雌穂が出るという仕組みなので、「雄穂は出てきたのに雌穂が出ない!」と慌てなくても大丈夫ですよ。
ただし、栽培環境がよくなかったり株に元気がなかったりする場合は、生育不良で雌穂が出ていない可能性があります。
トウモロコシの雌穂が出ないときの対処法2つ
とにもかくにも、雌穂が出てくれなければトウモロコシはできません。せっかくがんばって育ててきたのに、実をつけなかったで終わるのは悲しいですよね。
ではどうすればいいのか、ここからはトウモロコシの雌穂が出ないときの対処法を2つ解説します。
対処法1. 数日間様子を見る
雄穂が出てすぐに雌穂が出ていないことに気づいた場合は、数日間様子を見ましょう。
トウモロコシの雌穂は、雄穂がしっかりと開いてから数日後に少しずつひげを伸ばし始めます。今まさに雌穂を出そうとしているところかもしれないので、諦めずに見守ってあげてください。

筆者も、初めてトウモロコシを育てたときは「めっちゃ花粉落ちてるのに、雌穂がないよ!? これって失敗!?」と慌てました。しかし、3~4日ほど様子を見ていたら、ちゃんと雌穂が出ていました。上の写真が、そのときのものです。
トウモロコシ自体が元気に育っていれば、とくに何かをする必要はありません。筆者の経験上、雄穂がわさっと広がってから1週間以内に雌穂も出てくるはずです。慌てず、普段通りお世話をしながら雌穂が出るのを待ちましょう。
対処法2. 栽培環境を見直す
明らかにトウモロコシに元気がない場合は、生育不良で雌穂が出ていない可能性があります。そのままではトウモロコシがダメになってしまうので、早急に栽培環境を見直しましょう。
【栽培環境で見直すべきポイント】
- 水やりが適切かどうか
- 日当たりと風通しはいいか
- 栄養不足になっていないか
まず見るべきは、水やりの状況です。トウモロコシは暑い時期に育てるので、水切れのリスクがあります。普段の水やりが適切かどうか、今一度見直してみてください。

葉にハリがあるかどうかを見ると分かりやすいですよ。しおれていたら、水が足りていない可能性があります
そして、トウモロコシを健全に育てるためには日当たりと風通しも重要です。日陰で育てていないか、湿気がたまりやすい環境でないか。これらを見直し、トウモロコシがのびのびと育つ環境を整えてあげてください。
最後に、栄養不足についてです。葉の色が薄かったり株が小さかったりする場合は、栄養不足の可能性を考慮して追肥してみるといいでしょう。ただし、肥料を与えすぎるとアブラムシが来るので、量には気をつけてくださいね。
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やっと雌穂が出た!その後によくある疑問


「雌穂が出てきた!めでたしめでたし」と安心したのも束の間、次なる疑問が浮上して再び不安に駆られていませんか?
実は、トウモロコシ栽培では初めての人がつまずきやすいシーンが多々あります。雌穂が出た後に安心して収穫まで待てるよう、トウモロコシ栽培でよくある疑問をここで解決しておきましょう。
雌穂が複数ある場合はどうしたらいいの?
雌穂は、1本の株から複数出てくることがあります。その場合、一番上の雌穂だけを残し、あとはとってしまうのが一般的です。野菜の間引きや果樹の摘果と同じような感覚ですね。とったものは、ヤングコーンとして食べられます。



雌穂の数を減らすのは、栄養の分散を防いでトウモロコシを大きくおいしく育てるためです
「売り物じゃないし、そこまでこだわらないよ」という場合は、とらずに放置していても大丈夫ですよ
雄穂が出て数日経っているけど受粉はできる?
雄穂の花粉は、開花から10日近く有効といわれています。その間に雌穂が出ることが多いので、タイミングがずれていてもちゃんと受粉できますよ。
ただし、100%受粉が成功するとは限りません。受粉成功率を上げたい場合は、トウモロコシの種まきや苗の植え付け時期をずらすといいでしょう。実際に家庭菜園をしている人のなかには、苗を第1弾、第2弾と分けて育てる時期をずらし、雄穂と雌穂のタイムラグを上手に埋めている人もいますよ。
雌穂が出ないまま終わることはある?
残念ながら、生育不良であれば雌穂が出ないまま栽培失敗に終わることもあります。
ただし、すぐには分かりません。雄穂と雌穂が同じタイミングで出ない仕組みである以上、数日は様子を見る必要があります。失敗と決めつけず、まずはトウモロコシをしっかり観察してください。
「雌穂が出ない=失敗」とは限らない
トウモロコシの雌穂が出ない理由は、「まだ出るタイミングではない」か「生育不良」のどちらかであることがほとんどです。トウモロコシは、雄穂が出てから数日後に雌穂が出てくる仕組みなので、株が元気であれば、まずは数日間様子を見てください。
もし、株に元気がなかったり葉がしおれていたりする場合は、生育不良を疑って早急に栽培環境の見直しをしましょう。
雌穂が出ないからといって、栽培に失敗したとは限りません。すぐには答えが分からないことなので、慌てず株の状態を確認しながらお世話を続けてみてください。
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。




