ローズマリー、バジル、シソ(大葉)などのハーブにつく虫「ベニフキノメイガ」。あまり耳にしない名前に「どんな害虫?」と気になっている人もいることでしょう。
そこで本記事では、ベニフキノメイガについて詳しく解説します。
※本記事で虫の画像は一切出てこないので、安心して最後までご覧ください。

【執筆者】夏目ミノリ
山・畑持ちの元Webライター
地植え、プランター、水耕で作物を栽培中
| 自給自足しているもの |
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| 薬味(しそ、ねぎ) 野菜全般 果物(レモン、ブルーベリー、アンズなど) ハーブ(ローズマリー、バジルなど) ※その他、夫実家の家庭菜園を手伝ったり所有している山から山菜やたけのこを収穫したりしています |
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ベニフキノメイガとは?

ベニフキノメイガとは、ツトガ科ノメイガ亜科に分類される蛾(が)です。体はオレンジ色をベースにブラウンの模様が入っており、サイズは約7~8mmほど。空中を飛び回り、植物に卵を産みつけます。
家庭菜園において困るのは、ベニフキノメイガの成虫ではなく幼虫です。幼虫はハーブ類を好んで食べるので、被害に遭ったハーブは枯れてしまいます。具体的にどんなハーブを好むのか、例としていくつか紹介しますね。
【ベニフキノメイガの被害に遭いやすいハーブの例】
- シソ(大葉)
- バジル
- ローズマリー
- タイム
- ミント
- レモンバーム
- セイジ
- オレガノ
ベニフキノメイガが好むのは、シソ科のハーブです。
シソ科といえば、ローズマリー、バジル、シソ(大葉)といったメジャーなハーブが多いですね。家庭菜園で人気のハーブばかりなので、ハーブ栽培をするならベニフキノメイガに遭遇する可能性も高いでしょう。かくいう筆者も、ベニフキノメイガにローズマリーとバジルをやられました…とほほ。
ベニフキノメイガの幼虫は、体が薄緑色で黒い斑点がついています。サイズが小さく見つけにくいので、結構な被害を受けて初めてベニフキノメイガの存在に気づくことも多いです。
ベニフキノメイガによる被害の特徴

ベニフキノメイガの被害に遭うと、以下のような特徴が見られます。ベニフキノメイガを見つけるヒントにもなるので、しっかりチェックしてくださいね。
【ベニフキノメイガの被害の特徴】
- 蜘蛛の糸のようなもので葉が巻かれている
- 黒い粒がたくさんある
- 葉の一部が枯れている
- 葉がレース状になっている
ベニフキノメイガがいると、必ずといっていいほど蜘蛛の糸のような細い糸と、黒い粒(ベニフキノメイガのフン)が見られます。「蜘蛛がいるのかな?」「この黒い粒はゴミかな?」と軽視していると、ベニフキノメイガにハーブをどんどん食べられてしまいますよ。

細い糸、黒い粒の2つが同時に確認できたら、高確率でベニフキノメイガがいます
早急に対処しましょう
そして、ベニフキノメイガの食害が進むと、葉が枯れたりレース状になったりします。
「これは病気?それともベニフキノメイガの食害?」
悩んだときは、枯れている部分しっかり観察してみてください。病気の場合は、株全体に不調が見られることがほとんどです。しかし、ベニフキノメイガの被害は一部の枝だけに不調が出ます。「ほかの枝は元気なのに、ここだけ枯れている…」という不自然な症状が見られたら、病気ではなくベニフキノメイガの食害を疑いましょう。
ベニフキノメイガはハーブの敵!
ベニフキノメイガは、ローズマリー、バジル、シソなどの人気ハーブを食べる害虫です。幼虫はサイズが小さく見つけにくいので、知らない間に被害が大きくなるケースもあります。
ベニフキノメイガのヒントは、「細い糸」と「黒い粒」の2つ。これらがハーブについていないかを日頃からチェックして、栽培中のハーブをベニフキノメイガから守りましょう。
※家庭菜園は、人によってやり方が異なります。当サイトの内容は筆者の知識・経験に基づいたものであり、他の人のやり方や考え方が間違っていると指摘するものではありません。



